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あがり症に有効な認知行動療法。『社会能力を伸ばす』ということ

あがり症に有効な認知行動療法にはなにがある?

例えば、『社会能力を伸ばす』ことが有効です。

先生

今回は、あがり症に有効な認知行動療法の一つ、『社会能力』を伸ばすということについて
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

あがり症に有効な認知行動療法。『社会能力を伸ばす』ということ。

 

と併せて考えていきたい。『社会能力』というのは、我々一人一人が過去の経験において築き上げてきた他人との付き合い方(行動様式)のことで、社会能力が高い人ほど、効果的で、的確で、好感度の高いコミュニケーションができるのである。

 

 

この社会能力を考えた時、上記リンク記事にある『成功体験』とかなり近い話であることは想像にた易いはずである。『他人がこわい あがり症・内気・社会恐怖の心理学』(紀伊国屋書店)にはこうある。

実は、社会不安を感じると社会能力が低下してしまう人がいるのである。たとえば、親しい友達と一緒にいる時は面白い話を次々としゃべることができるのに、目上の人を間にすると途端に無口になってしまう人、皆さんの周りにはいないだろうか?

 

逆に社会能力の低さが社会不安の原因になってしまう場合もある。たとえば、レストランでの正しいマナーを知らない人は、テーブルにずらりと並べられたフォークとナイフを見ただけで、心臓が早鐘を打ち、汗だくになってしまうだろう。

 

社会能力が低い人は、もっと日常的にこういう状況に置かれている。彼らが社会不安を感じるのは、マナーを知らない人と同じように、その状況でどういう行動をとればいいかわからないためなのである。

 

つまり、マナーさえ知っていれば高級レストランが怖くなくなるのと同じように、社会能力を伸ばすことで、苦手な状況をコントロールでき、社会不安を克服することが可能になってくる。

 

これは、『あがり症は成功体験の積み重ねによって克服することが出来る』にも書いたように、『可塑性』というテーマについて考えれば、理解が早くなる。その記事で書いた、

 

私の部下の場合は吃音症だが、吃音症の場合も全く同じで、彼は、『自分がわかっていることだったら(喋る内容があらかじめ決まっていたら)吃音にならずにスラスラ喋れる』

 

ということなどと併せて考えていきたい。

 

先生

そう考えると、極端に言うとあがり症の人って『無知なだけ』ってことになるね!無知っていうのは悪口ではなくて、ソクラテスの持っていた『無知の知』を考えたいんだよ!
自分が知らないということを、知っている人が、知性ある人っていうことっすね!

ハニワくん

先生

そうなんだ!自分が無知であることを認められる人こそ、本当に知性ある人なんだよ!だから悪口だと思ってしまった人は、本当に無知な人ってことになるね!
こんなところにも認知の歪みがあるっすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 社会不安を感じるのは、マナーを知らない人と同じように、その状況でどういう行動をとればいいかわからないため。
  • 極端に言うとあがり症の人は『無知なだけ』。