口臭

口臭の最大の原因である歯周病は、虫歯になりにくい人がなりやすい?

質問

口臭の最大の原因である歯周病は、虫歯になりにくい人がなりやすいの?

答え

はい。葉が丈夫な人は虫歯になりづらく、それをいいことにブラッシングをおろそかにしがちです。そして、歯ではなく歯茎が侵され、歯周病となってしまいがちだということです。

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

ニワトリ

歯周病があると、虫歯にもなりやすい。そしてそれらがあると、口臭の原因となる。だから、口臭対策を考える場合において、歯周病の勉強をしておくことは必須になるよ!詳しく解説するね!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

歯周病

歯は、下記から構成される『歯周組織』によって支えられている。

 

歯を支える歯周組織
  • 歯肉
  • セメント質
  • 歯根膜
  • 歯槽骨

 

口臭対策

歯周病は、その歯周組織が歯周病菌によって壊される病気である。健康な歯でも、歯と歯肉の境目には0.5~2mm程度の隙間がある。この隙間は『歯肉溝』と呼ばれる。

 

歯磨きを怠るなどして歯の根の表面に食べかすや細菌の塊である歯垢(プラーク)が溜まるとそれが石灰化して歯石となる。ちなみにプラーク1mg中に約10億個の細菌が含まれているとされている。歯石そのものの病原性は弱いが、歯の表面に付着するため、プラークの温床となる。

 

この歯垢と歯石を拠点にしていろいろな菌が繁殖する。これらの菌が創り出す毒素や酵素から体を守ろうとして、歯茎に炎症が起こる。これが『歯肉炎』と呼ばれる状態。

 

ニワトリ

ここまでをおさらいしよう!磨きを怠ると、歯垢(プラーク)が溜まり、それが石灰化して歯石となるよ!これらを拠点にして様々な菌が繁殖するんだね!そして、その菌が出す毒素なかを守ろうとして歯茎に炎症が起こる!それが 『歯肉炎』だ!

ぴよぴよ(歯を磨かない→歯垢が溜まる→歯石になる→菌が繁殖→菌が出す毒素を守ろうとして歯肉炎が起きる)!

 

歯肉炎で歯肉が腫れると、『歯肉溝』の溝が深くなるため、歯垢がたまりやすく、歯石もできやすくなる。そのため、深くなった歯肉溝のことを『歯肉ポケット』と呼ぶ。これによって0.5~2mm程度だった歯肉溝は、2~6mmほどに広がってしまうことになる。

 

口臭対策

この歯肉ポケット内では細菌などが繁殖しやすいため、放置するとさらに歯肉炎は悪化する。軽い歯肉炎なら、歯垢や歯石を取り除けばそれだけで治る。だが、ブラッシングを怠ったり、ブラッシングを正しく行わなかったりして、歯垢や歯石をためたままにしておくと、細菌が繁殖しやすくなる。歯垢や歯石も取りにくくなり、そして歯を支えている歯槽骨まで波及すると、『歯周炎』が始まる。

 

ちなみに歯肉炎は、『炎症が歯肉だけに限られている場合』。歯周炎は、『炎症が更に波及して歯槽骨や歯根膜が破壊されてくる場合』。歯周炎にまでなると、歯肉ポケットはさらに深くなり、『歯周ポケット』と呼ばれるようになる。

 

口臭対策

ニワトリ

続いていくよ!歯肉炎によって『歯肉溝』の溝が深くなるため、歯垢がたまりやすく、歯石もできやすくなる!深くなった歯肉溝は『歯肉ポケット』と言うんだね!歯肉ポケット内は更に菌が繁殖しやすくなるよ!そしてその菌が歯槽骨まで波及すると、『歯周炎』が始まる!歯周炎によって歯肉ポケットはさらに悪化し、『歯周ポケット』となるよ!

ぴよぴよ(歯肉炎によって歯肉ポケットができる→菌が更に繁殖して歯周炎が始まる→歯周炎によって歯周ポケットができる)!

 

歯肉ポケットの中は、プラークがたまりやすく、細菌が棲みつくのに最適な環境。そして、歯周ポケットの深部では酸素が欠乏し、酸素のあるところでは生きられない嫌気性菌が増殖する。

 

この嫌気性菌は毒素や酵素を産出するし、口臭の原因にもなる。現時点では、この嫌気性菌が歯周病菌ではないかと考えられている。歯周病菌は空気を嫌い、血液を好む。その最適な場所が、歯と歯茎の境目であるこの歯周ポケットなのだ。

 

歯周炎が進行すると、歯を支える骨の破壊と吸収が進み、歯肉が下がって歯の根が見えるようになる。歯茎からは血や膿が出て、口臭が著しくなる。

 

もう一度おさらいしよう。キーワードはこれだ。

 

キーワード
  • 歯肉溝
  • 歯垢(プラーク)
  • 歯石
  • 歯肉炎
  • 歯肉ポケット
  • 歯周炎
  • 歯周ポケット
  • 嫌気性菌

 

これらが異常、あるいは発生して、歯周病となり、そして口臭の原因となるのだ。

 

口臭対策

ニワトリ

さあラストだ!歯周ポケットの深部では嫌気性菌が増殖する!そしてその嫌気性菌が口臭の原因となる!現時点では、この嫌気性菌が歯周病菌ではないかと考えられているんだね!明かして歯茎からは血や膿が出ると、さらに口臭が強くなってしまうよ!

ぴよぴよ(歯周ポケットで嫌気性菌が増殖→それが歯周病菌だと考えられており、口臭の原因となる)!

そう!覚えたかな?

ぴよぴよ(いや、覚えられなかったっす)!

 

 

この章のまとめ
  • 歯を磨かない→歯垢が溜まる→歯石になる→菌が繁殖→菌が出す毒素を守ろうとして歯肉炎が起きる
  • 歯肉炎によって歯肉ポケットができる→菌が更に繁殖して歯周炎が始まる→歯周炎によって歯周ポケットができる
  • 歯周ポケットで嫌気性菌が増殖→それが歯周病菌だと考えられており、口臭の原因となる

 

歯周病と病気

歯周病の多くははっきりとした自覚症状がないまま進行し、徐々に重症化していく。そのまま放置すると歯肉が腫れて痛みや出血を繰り返し、やがて歯を支えている歯槽骨が溶かされ、歯が抜け落ちてしまう。

 

また、歯周病の恐ろしさは歯を失うだけにとどまらず、下記のようなさまざまな全身の病気に関わることがわかっている。

 

歯周病が生み出す病気

 

歯周病菌や歯周病の炎症によって産生されたさまざまな物質が、『菌やウイルスが血管から送り込まれて病気になる』に書いた様に、血液の流れに乗って体のすみずみまで運ばれ、それが弊害を引き起こすのだ。

 

口臭対策

ニワトリ

歯周病を放っておくと、虫歯にもなりやすいし口臭の原因にもなる。更には、挙げたような様々な病気にもなりやすくなるから、リンク先の記事をよく見て、前始末しておいてね!

ぴよぴよ(後始末ではないっすよ)!

 

 

この章のまとめ
  • 歯周病が生み出す病気を確認する。

 

 

歯周病チェック

黄色信号
  • 歯と歯の間に食べかすが詰まりやすい
  • 歯磨きのときや硬いものを食べると歯肉から血が出る
  • 歯肉が赤黒く、押すとブヨブヨしている
  • 硬いものを噛むとき、歯が頼りない感じがする
  • 歯の根が露出している
  • 冷たいものや甘いものがしみる
  • タバコを吸う

 

 

赤信号
  • グラグラしている歯がある
  • 歯が伸びて長くなったように見える
  • 歯と歯の間に隙間があいてきた
  • 歯肉から膿が出る
  • 歯のかみ合わせがおかしくなった
  • 歯を磨いても口臭がきついと言われることがある

 

※出典:『図解 むし歯・歯周病の最新知識と予防法』(日東書院)

 

 

 

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