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うつの人は家族から回復をあまり期待すると追い込まれる

家族がうつ病になってしまった場合は、積極的に励ましていいの?

はい。むしろそうすることが最善です。しかし、うつの場合における『励ます』という言葉の意味を理解してなければ、逆効果になる場合があります。

先生

うつ病の人を励ますことは、2017年の最新情報では良しとされているよ!だけど、結局はその『励まし方』によるよね!一緒に考えていこう!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

過度なプレッシャーは重荷となる

 

この記事は、

 

うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』

 

と併せて考えていきたい。

 

うつに効く言葉がなぜ『頑張らなくていい』なのか』にも書いた様に、うつの人にあまり過度にプレッシャーをかけることは逆効果だ。何しろ、『頑張ったからこそ疲弊した』のだから。

 

※ちなみに2017年1月の最新情報では、『頑張って』という励ましの言葉は正当化された。この言葉が逆効果だと言われていた時代は、まだうつ病が浸透していない時代。今は、うつ病が当たり前となり、むしろ『頑張って』というワードは応援となる。うつ病は頑張らなくてはいけないからだ。

 

彼らが最も重きを置くべきなのは上記リンク先記事で書いているように、

 

  • 重荷を取って軽くする
  • 焦らない
  • 自分のペースを掴む

 

ということだ。これが大原則なのである。従って、家族がそんな大原則に反して、

 

  • 『いつまでも寝てばかりいると』
  • 『もう治ったんじゃない?』
  • 『早く復帰してほしい』
  • 『十分休んだでしょ』

 

などと言うと、それは『重荷』となる。プレッシャーであり、ストレスだ。『外部のペース』がそうして介入してくると、自分のペースが乱れる。根気よく、あっけらかあんとした姿勢で、図太く付き合っていくことが大切なのである。

 

 

先生

確かに、最新情報では『頑張って』という言葉は有効だと判断されたよ!だけど、引き続き『頑張りすぎる』のはよくない。つまり、『負荷をかけすぎる』のはよくないわけだ。ということで、あまり過度なプレッシャーをかけることは良くないよね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • うつの人にあまり過度にプレッシャーをかけることは逆効果。
  • 2017年1月の最新情報では、『頑張って』という励ましの言葉は正当化された。

人間の最大の罪は『執着』

外聞や体裁を一切気にせず、『別にこの件で生き方をガラッと変えることになっても、それは家族の宿命であり、全然問題ない』という考え方を持つことで、この問題は解決することになる。

 

『それでこの問題が解決することになる』と言っているのにもかかわらず、

 

  • 『でも…』
  • 『だって…』
  • 『もし…』
  • 『それはそうだけど…』

 

と言うのであれば、そこにいるのは『執着』に支配された人間。なんなら、そのような人間のせいでうつ病の人が誕生したんじゃないかと疑った方が良いくらいだ。

 

明石家さんまは言った。

 

この言葉がただのお笑い芸人の言葉だと決めつけるのであれば、そこにいるのは単なる無知な人だ。記事にも書いた様に、この言葉の根幹にあるのは『禅の教え』。つまりそれは仏教。そして仏教の最大の罪は『執着』なのだ。

 

 

私は無宗教だ。仏教徒でもクリスチャンでもない。だが、この『執着をするべからず』という考え方は、真理である。つまり、そうした断固とした真理に逆らい、『でも、執着したい』と思っているのであれば、そりゃあスムーズにはいかないだろう。

 

先生

真理が存在するのに、その存在を認めないのであれば、間違っているのは自分だね!真理と戦っても無駄なんだ!真理というものは、例えば『1+1=2』のように、逆らうものではなく、『ただそこにあるもの』なんだ!執着をするということは、間違った心の在り方なのさ!
その事実を淡々と受け入れられるかどうかっすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『生きてるだけで、丸儲け。』
  • 断固とした真理に逆らい、『でも、執着したい』と思っているのであれば、そりゃあスムーズにはいかない。