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プロペシアやミノキシジルが保険適用されないのはなぜ?リスクはない?

プロペシアやミノキシジルが保険適用されないのはなぜ?

これら薄毛治療は『美容整形と同じ類』と考えられていて、『命に係わる病気ではない』という判断されているからです。

先生

保険適用されないのは、インプラントとか、そういう『整形の類』と同じ扱いをされるからだね!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

命に係わる病気ではない薄毛という症状

ミノキシジル(商品名ロゲイン、市販名リアップ)は、下記の記事にも書きましたが、

 

 

男性型脱毛症の治療薬(育毛剤)として米国皮膚科学会や国際毛髪外科学会が効果を認め、薄毛治療の診察ガイドラインで強く勧めている塗る育毛剤はこの『ミノキシジル』だけです。薬品の取扱に厳しいアメリカ食品医薬品局(FDA)が、薬品分類で唯一『育毛剤』として認定しているのも、このミノキシジル、及びミノキシジルを使った商品のみなんですね。

 

しかしこのミノキシジルを使った薬品は、保険が適用されません。これはもう一つの有効な育毛剤である『フィナステリド』でも同じことです。

 

 

なぜなら、これらは『美容整形と同じ類』と考えられていて、『命に係わる病気ではない』という判断されているからです。その他に保険が効かない治療として、

 

保険適応外
  • AGA(男性型脱毛症)
  • ED治療
  • 美容整形
  • インプラント
  • レーシック
  • 歯列矯正
  • 妊娠中絶

 

などがあります。これらは全て、言ってみれば『命に係わるものではない』ということなんですね。まあ、ED治療なんかは考え方によっては命に係わるんですけどね。生命に繋がる問題ですし。妊娠中絶もそうですよね。

 

 

ただし、これらの『共通点』を考えると、『命に係わるものではない』に加えて、『それをやる必要は本当にあるのか?』という水面下の問いかけが浮き彫りになりますね。まあ、『ある』からやるんですけど、しかし、世間一般の考え方、いわゆる社会通念上の常識から考えて、それを保険適用の範囲内に認めてしまうと問題が起きるわけです。

 

例えば、妊娠中絶ですよね。これを保険適用の範囲内に認めてしまうとどうなってしまうでしょうか。そのように、様々な観点から考えて、定められているわけですね。

 

 

先生

たしかに妊娠中絶の保険適用を認めてしまうと、世の中の秩序は乱れる可能性が高いね!人は本当に合法かそうじゃないかだけで判断するところがあるからね!
トマス・ホッブスのリヴァイアサンか…

ハニワくん

この章のまとめ
  • 薄毛治療は『美容整形と同じ類』と考えられていて、『命に係わる病気ではない』という判断されている。

副作用や禁忌が多いこれらの育毛剤

『医師による切らない薄毛・抜け毛・円形脱毛症最新治療―豊富な症例数が信頼の証し』にはこうあります。

血流を良くして発毛を促すミノキシジル

 

ミノキシジルは、初め高血圧の治療薬として使われていましたが、薄毛やハゲの治療効果が認められるようになって育毛剤として使われるようになった薬です。ミノキシジルは、表皮化細胞の増殖や繊維化細胞の増殖、血管拡張などの作用があることがわかっていますが、こうした働きによって薄毛やハゲに効果的な育毛剤として使われています。

 

しかしこのミノキシジルには副作用もあるため、医師の指導のもとで正しく使用することが望ましい育毛剤です。女性の脱毛症にはフィナステリドは適応しないケースもあるので、ミノキシジルが治療薬として効果を発揮することが多く見られます。しかし、医師の指導のもと正しい処方で安全性の高い方法で利用することが望ましいことは覚えておきましょう。

 

このようにして副作用があり、禁忌などもある医療薬ですので、きちんと医師の指導のもとで使用することが強く推奨されています。

 

『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。

つける育毛剤『リアップ』『ロゲイン』は頭頂部にきく医薬品

 

(省略)日本では、1999年に厚生労働省で認可され、ミノキシジル1%の『リアップ』が大正製薬から発売され、一般の薬局で買えるようになりました。しかしロゲインと同じ濃度の製品は国内メーカーでつくっているところはありません。

 

薄毛治療を行うクリニック以外での入手方法は、個人輸入やインターネットでの通信販売ですが、類似品や偽物に気を付けなければなりません。また循環器系疾患の既往歴がある場合の副作用を考えると、信頼できる医療機関での治療と並行して使用するのがいいでしょう。

 

ロゲインになると日本では売っていないわけですが、個人輸入をすれば手に入れられる場合があります。しかし、

 

  • ロゲインと同じ成分の薬品が日本で売られていない
  • 自己判断での薬品購入は常にリスクがつきまとう
  • 個人輸入は完全に自己責任

 

ということを考えると、やはりこの専門家も『信頼できる医療機関での治療』を強く推奨しています。

 

薄毛

 

ミノキシジルは化学化合物なので、自然界の成分では作れない化学合成で製造されています。ミノキシジルを頭皮に塗っている人に多く見られるのが、頭皮の表面の毛細血管がこぶになっている状態。頭の中の脳内部の血管でなく、頭皮の表面の毛細血管なので、こぶが万が一破裂しても命に別状はありません。

 

しかし、もともと血圧降下剤として製造されているので、低血圧の人には血圧が下がって頭がふらつき、めまいがする人もいます。また、アルコールが多く使用されているので頭皮がかぶれたり、痒みが出たりしやすいのです。

 

 

また、狭心症、高血圧など循環器の病気がある人は医師に相談をすることが必要なので、必ず専門の医師の指示に従い、用法・用量を守って適切な服用をすることが推奨されるんですね。

 

また、フィナステリド(プロペシア)の場合も同じことです。ことフィナステリドになると、女性および20歳未満には有効性がありません。むしろ、男性ホルモンに直接作用するという薬の性格上、女性や子供への使用は禁止されているのです。特に妊娠中の女性が服用し、胎児が男の子だった場合は性器が奇形になるおそれがあるため、妊婦や妊娠の可能性がある女性は厳禁です。

 

 

更に、『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。

薬での治療は『1年』が目安

 

プロペシアの説明書には、『6か月投与しても脱毛症の進行遅延がみられない場合は、投薬を中止してください』とあります。プロペシアの処方は薄毛治療を専門としない内科医でも可能ですが、その経過にかかわらず投与を続けている場合もありますので、できれば皮膚科や毛髪専門のクリニックで、発毛状態をちゃんと観察したうえで処方を受けられるといいでしょう。

 

フィナステリド(プロペシア)の長期的な投薬については、医師と相談することが必要になります。それは単純に値段のこともありますが、あまり効果が見られない場合は長くても1年を目安にしてやめて、別の方法を考えるべきだと専門家は言います。

 

先生

医師に処方してもらうのが一番だね!自分がどのような薬を飲んで、どのような持病を持っていて、とか、体質とかも関わってくるんだから!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 育毛剤の副作用や禁忌には必ず目を向ける。

プロペシアのジェネリック医薬品の方が効果がある?

ただ、こういう意見もあります。『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

さらには同じフィナステリド医薬品であっても、プロペシアなどは効能が出やすいけれども、わずか数か月でリバウンドがあり後退しやすい医薬品と認識しています。逆に、プロペシアと同じ成分処方であるにもかかわらず、価格がずっと安い一部のジェネリック医薬品(特許が切れ、同じ処方で安く製造されるコピー商品)の方が性能的に上ではないかと思われるものも実際に存在します。

 

逆に、プロペシアのジェネリック医薬品の方が効果があるというケースもあるようですね。このような事実も存在しています。また、プロペシアがリバウンドしやすいという原因について専門家は、

 

  • プロペシアだけの服用を推奨する

 

という事実があるからだと言います。続けて本にはこうあります。

率直に述べさせていただきますと、AGAが原因で薄毛が傍目に明らかな場合、体質改善をしたり、そこらで宣伝されている話題の育毛剤だけをちょびちょびと塗っていたりしていても発毛しないのです。なぜならAGA要素で長年かけて薄毛になった場合、薄毛因子の影響に支配された状態が強すぎるので、ちょっとやそっちでは改善しないのです。せいぜい後退のスピードを弱めるだけになるのが関の山なのです。数えきれない検証を経て、これはほぼ結論が出ています。

 

つまり、薄毛の原因がもしAGA(男性型脱毛症)だった場合、

 

  • 市販の育毛剤、育毛サプリ、育毛シャンプーを使用する
  • フィナステリドやミノキシジルを使用する

 

だけではもちろんダメで、その他の要素である、

 

薄毛の原因
  • 体内毒素
  • 活性酸素
  • ホルモンバランス
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 生活習慣の乱れ
  • 食生活の乱れ
  • シャンプー

 

これらを全て最適化したところで、確実に髪の毛が元通りになる、ということはないのです。あるのであれば、もうとっくに『薄毛の治療法』は確立されていて、この世にハゲで悩む人はとっくにいませんからね。

 

 

フィナステリド(プロペシア)もミノキシジル(ロゲイン、リアップ)も、完全な薬ではありません。実際に、この薬でなぜ脱毛が止められるかという具体的な理由も解明されていません。AGA治療はまだまだ今後の展開に期待ですね。

 

追記:デュタステリドが含まれた『ザガーロ』が、2015年9月に厚生労働省に認可されました。その効果は抜群で、Ⅰ型の5α還元酵素にはフィナステリドの100倍の抑制効果、Ⅱ型には3倍の抑制効果があり、副作用も少なく、安全性が高いと考えられています。

 

薄毛

 

 

先生

確実に薄毛が治るということはないんだ!今のところはね!だけどそのうち、様々な部門での研究で偶然的に見つかったり、自主的に見つけたりして、展開されていくといいね!
うーむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • プロペシアのジェネリック医薬品の方が効果があるというケースもある。
  • 『薄毛の治療法』は完全には確立されていない。