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男性と女性の抜け毛の特徴は?性別で薄毛の種類や症状に違いはあるのか

男性と女性の抜け毛の特徴は?

男性の場合やはり『男性型脱毛症』というぐらいですから、AGAが多いと言えます。女性の場合はホルモンバランスを崩しやすい宿命にあるので、それが原因の脱毛症になりがちだと言えるでしょう。

先生

男性はAGAになりやすいね!でも女性もFAGAって言って、同じジヒドロテストステロンが原因の薄毛になるよ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

男性と女性の抜け毛の症状の違い

男性と女性の抜け毛の症状の違いは、まず、

 

  • 側頭部
  • 後頭部

 

の髪の毛だけが残る『サザエさん』の『波平型』になるかならないかということですね。女性でそうした薄毛になる人はほとんどいません。しかし、男性の場合はそういう髪型になる可能性が圧倒的に高いのです。

 

薄毛の種類
  • AGA(男性型脱毛症)
  • FAGA(女性男性型脱毛症)
  • びまん性脱毛症
  • 牽引性脱毛症
  • 脂漏性(しろうせい)脱毛症
  • 粃糠性(ひこうせい)脱毛症
  • 円形脱毛症
  • 薬害性脱毛症(抗がん剤による脱毛等)
  • 内分泌・代謝障害による脱毛症(膠原病による脱毛症)

 

先天性の病気をのぞけば、薄毛の種類にはこれらがありますが、そのうち最初の2つは同じ脱毛症です。

 

  • 男性=AGA
  • 女性=FAGA

 

ですね。両方ともAGA(男性型脱毛症)と言っても間違いではありません。『AGA(男性型脱毛症)』の原因は『DHT(ジヒドロテストステロン)』です。男性ホルモン(テストステロン)には、体毛やひげなどに代表されるように、毛を生やす、という作用がありますが、前頭部と頭頂部の毛乳頭に多くある特殊な酵素(Ⅱ型5α-還元酵素)と結びつくと、ジヒドロテストステロン(DHT)という脱毛を促進する物質がつくられるわけです。ちなみに女性の場合は、アンドロステンジオンという物質からもDHTが生じます。

 

薄毛

 

先生

女性で波平さんみたいな薄毛になる人がいないのは酵素の分布とかいろいろなことが関係しているよ!男女で作りはちょっと違うんだね!!
うーむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 様々な薄毛の種類を確認する。

女性の薄毛の特徴

女性は確かに血中のテストステロン濃度は男性の20分の1から10分の1と言われていますが、やはりテストステロンが代謝物のジヒドロテストステロン(DHT)となって毛の成長を妨げ、ヘアサイクルが短くなって発症します。

 

 

したがって女性もAGAにはなるのですが、男性と違って『波平型』のような髪型にはならず、

 

  • 頭皮のてっぺん
  • 生え際
  • 髪の分け目

 

から薄毛になっていく傾向があります。

 

 

また、『びまん性脱毛症』ですが、症状はFAGAとあまり大差はありません。下記の記事にも書いたように、

 

 

『ここまでわかる,ここまでできる! こどもとおとなの脱毛症診療 (MB Derma(デルマ))』にはこうあります。

女性型脱毛症の診断

 

頭皮正中線に沿った脱毛であることで診断はある程度できるが、女性の場合、そのヘアスタイルによって他の脱毛症でも同様の臨床像に見えることもあり、、男性型脱毛症における診断よりさらにトリコスコピー(観察)が重要である。

 

みられる所見は男性型脱毛症と同様で、毛直径の不均一が重要な所見である。女性の場合、休止期脱毛症が重要な鑑別となる。トリコスコピーでは明確な所見がなく、あえて言えば新しい成長期毛が通常より多く観察できる。

 

本には『つむじハゲ』、あるいは『頭皮のてっぺんハゲ』の写真が掲載されています。ここに出てきた『休止期脱毛症(きゅうしきだつもうしょう)』とは、成長期にある毛髪が急激に休止期に移行してしまう『びまん性脱毛症』の一種です。

 

びまん性脱毛症もFAGAも、同じように頭のてっぺんから薄毛になっていく脱毛症です。その原因が、ジヒドロテストステロンかホルモンバランスの乱れか、というだけの違いですね。

 

薄毛

 

先生

女性がAGAになると、女性の意味をあらわす『Female』を頭につけて、FAGAと言うんだね!女性男性型脱毛症ともいわれるよ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • びまん性脱毛症もFAGAも、同じように頭のてっぺんから薄毛になっていく脱毛症。
  • その原因が、ジヒドロテストステロンかホルモンバランスの乱れか、というだけの違い。

牽引性脱毛症

また『髪の分け目』から薄毛になる場合は、

 

  • ポニーテール
  • きつめのアップ
  • カチューシャ

 

等の髪型が理由の、『牽引性脱毛症』が考えられます。こうした髪型をするのは往々にして女性ですから、女性はあまり髪の毛や頭皮に負担をかけないように注意する必要があります。

 

 

  • STEP.1
    髪の毛を引っ張る髪型にする(アップ等)

  • STEP.2
    頭皮と髪の毛に負担がかかる
     
  • STEP.3
    牽引性脱毛症になる
     

 

先生

あまり髪を引っ張ると負担がかかるからね!楽かもしれないけど、楽をすると往々にしてそのツケを払うからね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 髪型に負担をかけると牽引性脱毛症に注意。

乾燥からくる脱毛症

また、下記の記事にも書いたように、女性は基本的に『乾燥』しやすい体質にあると言えます。

 

 

ということは、それが原因の粃糠性(ひこうせい)脱毛症に注意する必要があります。

 

 

粃糠性(ひこうせい)脱毛症
乾燥したフケが毛穴を塞ぎ、菌などが繁殖して毛根が炎症してしまう脱毛症
脂漏性(しろうせい)脱毛症
皮脂が過剰分泌し、こびりついたフケやホコリに細菌が繁殖し、頭皮が炎症してしまう脱毛症

 

もちろん脂漏性脱毛症にも注意が必要ですが、どちらかというと皮脂の分泌が過剰になるのは男性の方なので、乾燥しがちな女性は粃糠性脱毛症に注意する必要があると言えそうです。

 

 

先生

男性はテストステロンの影響で皮脂量が多くなりやすく、女性は乾燥しやすい傾向にあるんだ!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 乾燥しがちな女性は粃糠性脱毛症に注意する必要がある。

内分泌・代謝障害による脱毛症(膠原病による脱毛症)

また、内分泌・代謝障害による脱毛症(膠原病による脱毛症)ですが、難病情報センター『全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)』にはこうあります。

平均すると男女比は1:9ほどで、圧倒的に女性に多い病気です。なかでも生理が始まってから終わるまでの期間に多く、子供、老人では、逆に男と女の差が少なくなります。

参考 全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)難病情報センター

この、

 

  • 全身性エリテマトーデス
  • シェーグレン症候群

 

は(シェーグレン症候群は、上記リンク先の記事に記載)、両方とも膠原病の一種ですが、その両方ともが『男女比は1:9ほどで、圧倒的に女性に多い病気』とありますね。ということで、女性の場合は『内分泌・代謝障害による脱毛症(膠原病による脱毛症)』になる可能性も圧倒的に高いと言えます。

 

薄毛

 

つまりまとめると女性の脱毛症は主に、

 

  • FAGA(女性男性型脱毛症)
  • びまん性脱毛症
  • 牽引性脱毛症
  • 粃糠性(ひこうせい)脱毛症
  • 内分泌・代謝障害による脱毛症(膠原病による脱毛症)

 

に注意が必要だと言えるかもしれません。しかしもちろんその他の脱毛症にも注意が必要です。あくまでもこの傾向があるというだけで、状況は限りなく無限にありますので、その分だけ可能性はあります。

 

 

先生

シェーグレン症候群になると水分が奪われて、歯周病や口臭、ドライマウスなんかの原因にもなるからね!女性は虫歯にもなりやすいんだ!
ふむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 膠原病は男女比は1:9ほどで、圧倒的に女性に多い病気。
  • 女性の場合は『内分泌・代謝障害による脱毛症(膠原病による脱毛症)』になる可能性も圧倒的に高い。

エストロゲン(女性ホルモン)とテストステロン(男性ホルモン)

これは余談ですが、『びまん性脱毛症』と『FAGA』の説明のときに、

 

  • テストステロン(男性ホルモン)
  • ホルモンバランスが乱れる

 

というキーワードが出ましたが、なぜ女性にテストステロンの量が少なく、そしてホルモンバランスが乱れるとびまん性脱毛症になるかというと、『エストロゲン』という女性ホルモンが関係しています。詳しくは下記の記事に書きました。

 

 

一部を抜粋すると、

女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減ると、途端に髪の成長が遅くなります。そして髪自体もやせた髪になります。女性の場合は特にホルモンの乱れが薄毛の大きな原因のひとつ。だからホルモンバランスを整えることが重要なのです。

 

ということですね。女性の場合、このエストロゲンの量が多ければ多いほど女性らしくあり、男性の場合、このテストステロンの量が多ければ多いほど男性らしくなる、と言っても過言ではありません。

 

場合によっては過言になりますけどね。何が『女性らしさ』で何が『男性らしさ』という定義の問題もありますから。しかし、薄毛は男性っぽい現象ですよね。波平さんも男性です。サザエさんにもハゲている人は男性しか出てきません。

 

女性はこのエストロゲンの量が更年期等によって減少し、テストステロンの量が増えてしまうと薄毛現象が起きてしまうことがあります。老人になると性別の違いがよくわからなくなることがありますが、そう考えるとやはり『女性らしさ』の一つの判別方法とは、

 

  • 若さ
  • 潤い
  • 奥ゆかしさ
  • 豊満なバスト
  • くびれた腰
  • 大きなお尻

 

ということかもしれません。

 

先生

エストロゲンは女性の強い味方だね!だから女性を見ると、エストロゲンが活発かそうじゃないかって、結構わかるかもしれないね!
若くあるためのホルモンっすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減ると、途端に髪の成長が遅くなり、薄毛になる。

女性の胸は性的魅力を発信するために進化した

『メディカル・バストアップ』(現代書林)にはこうあります。

なぜ人間のバストはふくらんでいるのか

 

(省略)実は大きなバストを持っているのは人間の女性だけなのです。

 

(中略)

 

ではなぜ、人間のバストだけが豊かに発達したのでしょうか。動物学者のデズモンド・モリスは『女性の胸は性的魅力を発信するために進化した』という説を唱えています。

 

人間が去るから進化したことは知られていますが、この進化の過程で、四足歩行から二足歩行へ移行しました。四足歩行のサルは繁殖期になるとお尻が赤く大きくなります。これがセックスアピールの役割を果たしているのです。

 

しかし二足歩行になると、お尻はあまり目立つ存在ではなくなりました。もちろんそれなりの存在感はありますが、もっと強力なセックスアピール・ポイントが必要だったのでしょう。そのポイントこそがバストだったのです。

  • STEP.1
    四足歩行時代のセックスアピールはお尻だった
     
  • STEP.2
    二足歩行になりお尻が目立たなくなってバストが発達
     
  • STEP.3
    バストが発達したのは人間だけ
     

 

豊満なバストと大きなお尻は、このようにして『女性らしさ』の代表的なポイントです。また、『くびれた腰』ですが、これは骨格の問題です。実は男性は女性のようにくびれた腰を手に入れることはできません。骨格がそうなっているからです。女性のお尻の骨は男性よりも大きくなっているので、その上にある腰のくびれと並ぶと、くびれが大きく目立つようになっています。だからくびれた腰も女性らしさのポイントの一つなのです。

 

先生

確かにこの理論は一理あるね!だから今後もし二足歩行をする動物が現れたら、バストの大きい雌が出てくるかもしれないね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 女性の胸は性的魅力を発信するために進化した。

エストロゲンとテストステロンの役割

『エストロゲンの量が多ければ多いほど女性らしくあり、男性の場合、このテストステロンの量が多ければ多いほど男性らしくなる』と言ったのはまだ理由があります。

 

『新装版 話を聞かない男、地図が読めない女』にある情報をまとめると、以下のようになります。

 

エストロゲンの役割
  • 規則性のない位置関係を覚えていられる
  • 神経細胞に働きかけ、左右半球の接続をよくする
  • 話ぶりをなめらかにする
  • 関連のない作業を同時にいくつもこなせて、直感が鋭い
  • 発声や運動能力が向上する
  • 満足感、幸福感をもたらす
  • 気持ちを静める
  • 記憶を助ける

 

テストステロンの役割
  • 狩りに向かわせ、獲物を殺させる攻撃的なホルモン
  • 髭が生える
  • 髪が薄くなる
  • 声が低くなる
  • 優れた空間能力が持てる(地図を読むのが楽になる)
  • 視床下部に働きかけて、性欲を増大させる

 

その他
  • 飲酒、喫煙が度を越している男性は、テストステロンの血中濃度が低い
  • 適度なはけ口がないと反社会的な問題を引き起こしかねない
  • テストステロンは空間能力を向上させるが、エストロゲンは空間能力を抑制する
  • テストステロンとエストロゲンの割合を変えると、女性の空間記憶が向上する
  • 弁護士等で女性が大きな業績をあげている人はテストステロンの量が多い

 

『地図が読めないのが女性らしい』というわけではありませんが、しかし『攻撃的なのは男性らしい』わけです。そう考えるとやはり、『テストステロンの量が多いと男性らしくなる』という傾向にあると言っても過言ではなさそうですね。

 

テストステロンの役割のうち、『髪が薄くなる』という症状があります。女性は高齢になると、ホルモンバランスが崩れてエストロゲンが減少し、テストステロンが5α-リダクターゼと結びついてジヒドロテストステロンになる可能性が高くなってしまいますが、それはもしかしたら、女性が『女性としての役割』を終えて、『後は死ぬだけ』という状態になったということなのかもしれません。

 

ある学者は『50歳を過ぎたら人間はもう生きてる意味はない』と言いますが、先ほど挙げたような『女性らしさ』をキープできるのも、たしかにせいぜいそのくらいの年齢が限界です。人間というものは、それまでに子孫を残すためのパートナーを見つけて、愛をはぐくみ、命を繋ぎ、そしてある程度子育てをしたらもうそこで、使命は果たしたと言えるのかもしれませんね。

 

 

そう考えると女性が老化し、男性化し、更年期になったり薄毛になったとしても、納得できることです。

 

私は無宗教ですが、ブッダは言いました。

ブッダ

 

これはブッダの言葉の超訳として書いた記事ですが、

 

  • 生:生きること
  • 老:老いること
  • 病:病を患うこと
  • 死:この世を去ること

 

これを避けることなど、現実逃避なのです。男女問わず人間というものは、生まれた瞬間から老化していて、いずれ必ずこの世を去ることが運命づけられています。そう考えると、多少の薄毛の問題も、開き直ることができますね。それと同時に、自分が残された命の日数の間に、やり残したことがないかどうか、真剣に探せますよね。

 

武者小路実篤は言いました。

 

先生

命を使い切るためには、見て見ぬふりができないことがある!真理を直視し、有限の人生を理解し、思う存分この世を生き貫こう!
うーむ、深い!

ハニワくん

この章のまとめ
  • エストロゲンとテストステロンの役割を確認する。
  • 命は必ず終わる。それを使い切るのが『使命』である。