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つむじハゲや円形脱毛症を悪化・進行させない方法とは?

つむじハゲや円形脱毛症を悪化・進行させない方法は?

円形脱毛症はAGA(男性型脱毛症)とは対処法が異なります。しかし、薄毛になる要素は同じことなので、どんな場合でも改善すべきことがあります。

例えばストレスです。これを最適化することで、円形脱毛症もAGAのスイッチを押すことも予防できます。また、円形脱毛症の場合は往々にして放っておけば治るとされているので、過度な心配はいりません。それがむしろストレスとなり、薄毛が進行する場合もあります。

先生

円形脱毛症は放っておけば治る場合がほとんどだね!それを、『なかなか治らない』っていう意見がネット上にあるけど、こちらは専門家の本を見て書いています!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

つむじハゲ専用の対策はある?

つむじハゲというのは、つむじのあたりからハゲてしまうということです。これは、別に他の脱毛と原因は同じです。基本的には、テストステロンという男性ホルモンが、還元酵素と結びついて、ジヒドロテストステロンになり、そのせいでAGA(男性型脱毛症)という脱毛症になるのです。

 

 

ですから別に、『つむじハゲ専用の対策』というものはありません。薄毛対策をすればすべてのパターンの薄毛対策になりますから、基本的な対策をしっかりと怠らないようにしましょう。

 

 

にも書きましたが、

 

M型
  • 額の両脇から生え際が後退していくもっとも多いタイプ

 

O型
  • 頭頂部から薄くなるタイプ。日本人に多い

 

U型
  • 額の中央から後退していくタイプ

 

混合型
  • 前頭部と頭頂部の両方から進むタイプ。進行すると薄毛部分がつながる。

 

これを見ると、

 

  • O型

 

このあたりが、つむじハゲのイメージに近いものになりますね。どこからハゲるかということは決まっていませんが、 『後頭部』と『側頭部』は髪の毛が残ることがよくあります。『サザエさん』の『波平』の髪型ですね。

 

 

男性ホルモン(テストステロン)には、体毛やひげなどに代表されるように、毛を生やす、という作用があるのですが、前頭部と頭頂部の毛乳頭に多くある特殊な酵素(Ⅱ型5α-還元酵素)と結びつくと、ジヒドロテストステロン(DHT)という脱毛を促進する物質がつくられます。

 

薄毛

 

この還元酵素、5α-リダクターゼは、『Ⅰ型』と『Ⅱ型』の2種類が存在していて、『Ⅰ型』は、

 

  • 頭皮
  • ヒゲ
  • わき毛
  • 陰毛

 

 

など毛が生えている部分にくまなく存在していますが、『Ⅱ型』は、

 

  • 前頭部
  • 頭頂部

 

近辺のみに存在しています。後頭部と側頭部の毛乳頭にはこの5α-リダクターゼ『Ⅱ型』の酵素が少なく、DHTと反応するレセプター(受容体)がほとんど存在しない為、脱毛は起こりにくいということなのですね。従って、『つむじハゲ』や『M字ハゲ』といった形でハゲていくということが起こり得るわけです。

 

薄毛

 

先生

つむじハゲと円形脱毛症は厳密には違うけどね!つむじハゲっていうのはつむじのあたりがハゲている状態を全般的に言うけど、円形脱毛症はそういう脱毛症だからね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 薄毛対策をすればすべてのパターンの薄毛対策になる。
  • AGAと円形脱毛症は違う脱毛症。
  • つむじハゲと円形脱毛症も違う脱毛症。

ジヒドロテストステロンがヘアサイクルを狂わせる

なぜジヒドロテストステロンによって髪の毛が抜け、普段はどのようにして髪の毛が生えるのか、その仕組みを理解しましょう。まず、髪の毛が生える仕組みです。

 

『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

髪は毛母細胞が細胞分裂して生まれてきます。発毛サイクルは、

 

『成長期』→『退行期』→『休止期』

 

というサイクルによって成り立っています。

 

成長期』は毛根から新しい毛髪が生まれて成長していく期間。2年から5年が髪の成長期といわれ、このサイクルが正常な方はこの成長期の髪でフサフサと髪を保っています。

 

退行期』は、髪の成長が止まる時期です。毛母細胞の分裂がなくなり、髪が伸びなくなります。この退行期で髪が一時的に抜ける準備をします。

 

休止期』という退行期のあとは、毛母細胞の分裂がストップし完全休止状態となります。そして神の寿命は尽き、天に召される、いや抜ける運命となる。私たちにはもう何も抵抗できない時期なのです。

 

こうした規則的なサイクルを繰り返し、抜けては生えるという『ヘアサイクル』があるからこそ、髪の毛は常に新鮮さを保っているのです。下記の記事にも書きましたが、

 

 

そうしたヘアサイクルがあるからこそ髪の毛は正常を保てるので、全体を通しての抜け毛の本数は、1日に70~120本の休止期毛が落ちるのは正常。また、本数が多いから薄毛になりやすということではなく、もともとの髪の毛の多さや再生サイクルの速さなどによって影響されますので、この程度の抜け毛があっても大きな問題とはならないわけです。

 

 

しかし、先ほどから出ている『ジヒドロテストステロン』、略して『DHT』は、この発毛サイクルを狂わせてしまうのです。

 

  • STEP.1
    成長期
    約2~7年
  • STEP.2
    退行期
     約1~2週間
  • STEP.3
    休止期
    約3~4か月

 

『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

DHTは発毛サイクルを早めて、産毛から育とうとしている髪を片っ端から引き抜いていく悪者です。ただしこのDHTはにも役割があり、成人するまではDHTは性器形成に重要な役割を果たしているのです。

 

ところが成人になり、性器が完成したら、DHTは行き場を無くしてしまいます。行き場をなくしたDHTが、あろうことかヘアサイクルを崩す。ここまでは解明されています。

 

(中略)

 

DHTはテストステロンよりもホルモン活性が数十倍も強く、そして髪を作り出す元の毛母細胞の働き自体を弱めてしまうのです。その結果、薄毛を引き起こすのです。

 

薄毛

 

更にもう一つの参考文献を付け加えましょう。

 

『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。

このヘアサイクルを狂わせるのが男性ホルモンのテストステロンです。テストステロンは前頭部から頭頂部の毛乳頭にあるⅡ型の5α-還元酵素と結びついて強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変わり、これが毛乳頭にあるレセプターと反応して脱毛シグナルを発信し、成長期を終わらせてしまうのです。

 

先ほどのこの記事に、

 

 

 

ヘアサイクルのそれぞれの期間について記載しました。成長期は下記の通りですね。

成長期(約2~7年)

 

皮下で毛母細胞が活発に分裂し、髪の毛が成長を続ける期間。最初は産毛程度の太さの毛が完全な太さになり、長くなっていく。髪の毛は1日に0.3~0.4㎜伸びる。

 

ジヒドロテストステロンは、この成長期を無理やり終わらせてしまい、ヘアサイクルを狂わせるのです。したがって、ハゲを引き起こしてしまうんですね。

 

これで、後頭部と側頭部だけは残り、『つむじハゲ』や『M字ハゲ』といった形でハゲていく仕組みがわかりました。AGA(男性型脱毛症)が原因なのであれば、基本的にはその大きな原因は、ジヒドロテストステロンということになります。

 

 

先生

ジヒドロテストステロンは、成人までは性器形成の為に頑張ってくれるんだね!だけどそれ以降やることがなくなって、悪さする、ってイメージかな!
成人以降にグレ始めるんすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ジヒドロテストステロンがヘアサイクルを狂わせる。
  • 1日に70~120本の休止期毛が落ちるのは正常。

円形脱毛症はAGA(男性型脱毛症)とは対処法が異なる

しかし、それだけが原因だとは言い切れません。脱毛の種類には、

 

  • AGA(男性型脱毛症)
  • 円形脱毛症
  • 中毒性脱毛症
  • 薬害脱毛症

 

など、様々な理由があります。そのうち、AGA(男性型脱毛症)については今説明したとおりですが、

 

  • 円形脱毛症
  • 中毒性脱毛症

 

に関しては、ストレスが原因で引き起こされると言われています。

 

 

『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。

『円形脱毛症』と男性型脱毛症は原因が異なる

 

円形脱毛症は、自己免疫機能と関係が深い症状です。成長期にある毛根を、免疫機能が異物と勘違いして攻撃してしまい、脱毛するというのがそのメカニズムです。ストレスとの関係がよくいわれますが、たしかにそれによって免疫異常を起こしやすくなることはあるようです。

 

数個以内の円形脱毛は、1年以内に自然治癒することが多く、皮膚科で治療する場合は外用薬のステロイド剤、局所免疫療法などで直します。円形脱毛症の皮下では毛を作る細胞は生きているので、ほとんどの場合はまたもとどおりに髪が生えてきます。

 

同じく中毒性脱毛症もストレスが原因と言われていますが、『つむじハゲ』がそれらに当てはまる場合は、AGA(男性型脱毛症)とは対処法が異なるので注意が必要です。

 

しかし、基本的には下記の記事を参考にすれば大体は大丈夫です。

 

 

薄毛の原因

体内毒素
活性酸素
ホルモンバランス
ストレス
睡眠不足
生活習慣の乱れ
食生活の乱れ
シャンプー

 

薄毛の原因には、このような問題が挙げられるわけですが、そのすべてを最適化するのです。特にここに出ている『ストレス』ですが、下記の記事に書いたように、

 

 

  • ED
  • ワキガ
  • ニキビ
  • 薄毛
  • うつ病

 

と、ありとあらゆる問題を引き起こしますからね。また、ストレスの害悪について知るためには、以下の記事を読むのがいいでしょう。おそらくネット上でこれよりストレスの害悪について詳しく書いた記事はありません。

 

 

 

つむじハゲを改善するために必要なのは、

 

  • 正確な知識
  • そのハゲの原因の正確な把握

 

です。しかしどちらにせよ、前述した要素を全て最適化することは、薄毛以外のあらゆる問題を解決することになるので、ぜひとも率先してやるべきでしょうね。

 

先生

円形脱毛症はストレスだけが原因じゃないんで、ストレス対策だけをしても万全とは言えないよ!だから、ここで挙げられている要素は全て最適化したいね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 円形脱毛症はAGA(男性型脱毛症)とは対処法が異なる。
  • 円形脱毛症はストレスだけが原因ではない。
  • 薄毛の改善要素を全て最適化することは、薄毛以外のあらゆる問題を解決することになる。

円形脱毛症は治療しなくてもいい

2018年6月20日のニュースにはこうありました。

髪の毛などが抜ける「円形脱毛症」。日本皮膚科学会は昨年12月、7年ぶりに改訂した診療ガイドライン(指針)で、ウィッグ(かつら)の使用を推奨し、「治療しないこと」も選択肢にあげた。根本的な治療法がないなか、患者の心身の負担なども考慮し、治療に固執しない考え方があることを示した。

参考 円形脱毛症は治療しなくてもいい 学会が指針改定朝日新聞デジタル

 

『根本的な治療がない』、『患者の心身の負担なども考慮』とありますね。この脱毛症が精神的負担が原因であること、そして放置していれば治る可能性が高いことがわかるニュースということがわかります。

 

先生

やっぱり円形脱毛症は一時的である場合が多いんだね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 円形脱毛症は治療しなくてもいい。