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頭皮を保湿させると薄毛を予防できる?皮脂の分泌とフケの発症を抑えよ!

頭皮を保湿させると薄毛を予防できる?

頭皮が乾燥するとフケによる脱毛症のリスクが高まるので、確かに頭皮は常に保湿されていることが大事です。

しかし、本来『皮脂』というものは天然の保護クリームなので、安易に化粧品に手を出すのではなく、これを駆使することを考えた方がいいでしょう。余計なものに依存するよりははるかに高い効果を得られます。

先生

保湿は大事!これはその通り!だけど、その保湿の為に『皮脂』という天然の保護クリームの力を駆使しないのは間違ってるね!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

頭皮が乾燥するとフケによって起こる脱毛症のリスクが高まる

 

 

頭皮の保湿は欠かせません。頭皮が乾燥すると、フケが出たり、そのフケのせいで脱毛症を引き起こす可能性があるからです。

 

 

  • 粃糠性(ひこうせい)脱毛症
  • 脂漏性(しろうせい)脱毛症

という脱毛症がありますが、これは両方ともフケが原因で起きるものです。

 

粃糠性(ひこうせい)脱毛症
乾燥したフケが毛穴を塞ぎ、菌などが繁殖して毛根が炎症してしまう脱毛症
脂漏性(しろうせい)脱毛症
皮脂が過剰分泌し、こびりついたフケやホコリに細菌が繁殖し、頭皮が炎症してしまう脱毛症

 

粃糠性(ひこうせい)脱毛症の場合はまさに乾燥とフケ。脂漏性(しろうせい)脱毛症の場合は乾燥とは逆ですが、皮脂が過剰分泌して、結局フケなどに細菌が繁殖して炎症することによって起こる脱毛症です。

 

 

『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

一方、毛根に皮脂が付着している場合、脂漏性皮膚炎や脂漏性脱毛症である可能性があります。皮脂の過剰分泌が原因です。このため洗髪しても、少しするとすぐに頭皮がべとつき、髪も抜けてしまいます。さらに湿疹が伴う場合は症状が悪化している証拠なので、すぐに皮膚科で治療をしてもらう必要があります。

 

毛根の白い塊については下記の記事に書きましたが、

 

毛根の白い塊の正体
  • 皮脂
  • 毛根鞘

 

脂漏性皮膚炎の場合は乾燥ではなく真逆なのですが、しかしそれは『保湿が必要ないくらい潤っている』ということではなく、『皮脂の脂でべとついている』というようなイメージですね。前者が水なら、後者が油のような、同じ水分でもサラサラとオイリーで、だいぶその水質が違うような、そういうイメージです。

 

 

確かに頭皮の保湿は大事ですが、その水質がオイリーであると問題になるということですね。あくまでも部屋の『湿度』のようなイメージで、乾燥から遠ざけたいというだけなのです。

 

先生

粃糠性脱毛症も脂漏性脱毛症も、フケが原因で起きる脱毛症だね!だけど実際にはこの脱毛症にかかる人はめったにいないらしいね!でも、油断はできないからね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 頭皮が乾燥すると、フケが出たり、そのフケのせいで脱毛症を引き起こす可能性がある。
  • 粃糠性脱毛症は、乾燥したフケが毛穴を塞ぎ、菌などが繁殖して毛根が炎症してしまう脱毛症。
  • 脂漏性脱毛症は、皮脂が過剰分泌し、こびりついたフケやホコリに細菌が繁殖し、頭皮が炎症してしまう脱毛症。

保湿のために何か化粧品を頭に塗り付ける必要などない

しかし、本来『皮脂』というものは、過剰分泌さえしなければとてつもない恩恵をもたらす大切な成分なのです。皮脂の重要性については下記の記事に書きましたが、

 

 

『育毛の真理』にはこうあります。

このように、悪玉と誤解されることの多い皮脂は、実は、汗と交じり合って私たちの髪と頭皮を乾燥や細菌の感染などから護ってくれる皮脂膜を形成する、なくてはならない大切な成分である。

 

私たちの皮膚は、乾燥にとても弱い。空気が乾燥すると肌が荒れるのは、表皮が痛むからである。また、頭皮が乾燥すると細かなフケが発生するのも、このためである。この乾燥に弱い皮膚を護っているのも、皮脂によってつくられる、皮脂膜である。

 

皮脂膜はその役割から保護膜とも呼ばれる。皮脂は頭皮を含む、私たちの全身から分泌されて保護膜を形成しているのである。

 

つまり、『頭皮を保湿しよう』と言いますが、実際には保湿のために何か化粧品を頭に塗り付ける必要などないのです。むしろ、髪の毛にも頭皮にも体内にも、余計なものは入れないのが正解。必要以上なものはすべて『不必要』ですから、それらは全てデトックス(毒素排出)することになり、そうなるとそうなるで問題が起きます。

 

 

薄毛

先生

過剰分泌で皮脂腺が大きくなると、それが原因で薄毛になるよ!だけど過剰分泌さえしなければ、皮脂は最高の恩恵をもたらすんだ!
上手なコントロールが必要っすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 本来『皮脂』というものは、過剰分泌さえしなければとてつもない恩恵をもたらす大切な成分。
  • 保湿のために何か化粧品を頭に塗り付ける必要などない。

保湿に有効な様々な成分

たしかに、中には保湿に有効な成分もあるでしょう。例えば、下記の記事に書きましたが、

 

 

『乾燥した砂漠地帯で耐え抜いていくために優れた保湿成分を持つようになったホホバ』から取れるこのホホバオイル。これの持つ効果は、

 

  • 保湿による乾燥の予防
  • フケ・痒みの改善
  • 皮脂の分泌を適切に抑える
  • 血行促進

 

というものです。まさに今回のテーマにうってつけのアイテムですね。しかしこうした要素を取り入れるときの合言葉は、

 

『やらないよりはやった方がいい。だが、過剰摂取や過度な期待に注意。用法用量をよく守り、適切な方法で、適切な分だけ取り入れる』

 

です。このことを忘れないようにしましょう。本来は、天然の保護クリームである皮脂があれば十分なのですからね。ただ、

 

  • 念入りなシャンプー
  • 高脂肪・高カロリー食品

 

に気を付ければ、皮脂の過剰分泌は抑えられますので、その点だけに注意するようにしましょう。

 

 

先生

ホホバオイルでもなんでも、保湿効果のある化粧品はたくさんあるけど、皮脂に目を向けるのが最善だよ!それをないがしろにして化粧品に目を向けるのは賢明じゃないね!
ないね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『やらないよりはやった方がいい。だが、過剰摂取や過度な期待に注意。用法用量をよく守り、適切な方法で、適切な分だけ取り入れる』

地球上で最強の美肌成分

『10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア』にはこうあります。

皮膚のバリア機能とは、外部の刺激から肌を守り、水分をはじめとした皮膚の内部にある大切なものが外に出ていかないようにするための働きのことです。そして、私たちは、皮膚のバリア機能を最良のコンディションに保つことで、『地球上で最強の美肌成分』を十分に引き出すことが出来るのです。この美肌成分は、皮膚が作り出すものなので、どんな高価な基礎化粧品でも代用することはできません。

 

(中略)

 

そもそも、乾燥肌が気になって化粧水や乳液を使ったとしても、しっとりしていると感じるのは一時的で、使うのをやめるとまた元の乾燥肌に戻ってしまいます。化粧水や乳液に頼らなくても乾燥しない肌になって初めて、肌のトラブルから真に解放されたといえるのです。

 

このように、物事を突き詰めた専門家の意見を聞く必要があります。育毛剤や化粧品を販売する為に、何とかして商品のいいところをアピールする人は大勢いますが、まるで『塩・胡椒』を買うようなイメージで、『あってもいいし、なくてもいい』という感覚でそうした商品を見るのがいいでしょう。

 

 

『化粧水や乳液に頼らなくても乾燥しない肌になって初めて、肌のトラブルから真に解放されたといえる』という言葉は真理です。ここに挙げた二つの専門書の著者は、同じようにそうした『自然治癒能力』の圧倒的な恩恵を知るべきだと、諭しています。

 

先生

皮膚のバリア機能、皮脂。こういう天然の保護クリームを駆使することをぞんざいにすると、逆に皮脂の悩まされるようになるよ!過剰分泌とかでね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 化粧水や乳液に頼らなくても乾燥しない肌になって初めて、肌のトラブルから真に解放されたといえる。

皮脂の分泌が過剰になった場合に必要な食事や栄養素

もし皮脂の分泌が過多になり、頭皮が脂っぽくなりすぎた場合、シャンプーと食事を見直すべきだと言いましたが、ここでは食事の栄養素に関して少し付け加えます。注目するべき栄養素は、

 

  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ナイアシン

 

です。この3つは繋がっている栄養素だと考えるべきで、すべてが相互作用しています。

 

『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。

ビタミンB6と相互作用するビタミンは?

 

ビタミンB群は、互いにかかわり合って働く特徴があります。ビタミンB6が活性型に変わるときは、B2を必要とします。アミノ酸の一つである、トリプトファンからナイアシンが合成されるときは、B6が必要です。いいかえれば、B2が欠乏すればB6も不足し、B6が不足すればナイアシンも欠乏してしまうことになるのです。

 

これらの3つの栄養素はすべて、『脂質の代謝』ということで共通しています。例えばビタミンB2であれば、こういう働きがあります。

不足すると皮膚や粘膜にトラブル

 

不足すると、まず皮膚や粘膜が敏感になります。口内炎や口角炎、舌炎、口唇炎ができやすく、肛門や陰部がただれやすくなります。目の充血や、肌荒れ、髪の毛の痛み脂漏性皮膚炎を起こしたときも、ビタミンB2不足が考えられます。

 

  • 髪の毛の痛み
  • 脂漏性皮膚炎

 

なんていうキーワードが出てきましたね。まさにこれらの栄養素は、脂質の代謝を促進し、皮脂の分泌を抑制し、正常化させるために役立ってくれます。それぞれの栄養素が多く含まれているのは、以下の食品です。

 

ビタミンB2
  • やつめうなぎ
  • 豚レバー
  • 牛レバー
  • 豚レバー
  • うなぎのかば焼き

 

ビタミンB6
  • かつお
  • まぐろ
  • さんま
  • 白サケ
  • 牛レバー

 

ナイアシン
  • たらこ
  • かつお
  • まぐろ
  • ビンナガマグロ
  • むろあじ

 

食事の面からも皮脂の分泌をコントロールし、天然保護クリームを最大限に有効活用しましょう。

 

先生

頭皮の保護クリームの恩恵を十分に活用しよう!食事の面からもそれが最適化できるからね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 皮脂の分泌が過多になり、頭皮が脂っぽくなりすぎた場合、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシンを摂る。