ココロとカラダのメンテナンスをしよう。

日本酒(熱燗)に育毛効果がある?薄毛改善効果を得られる適量は?

日本酒(熱燗)に育毛効果がある?

日本酒を飲むなら『胃の知覚神経が刺激されやすい熱燗』で、そして酒風呂に入るなら『日本酒を50倍に薄めて、少し熱めのお湯にゆっくりつかる』ことで、IGF-1という成長因子が促進され、育毛効果があると言います。

先生

IGF-1という成長因子は、髪の毛にとっても有効なんだ!これを促進することができるものは、みんな髪の毛にいいって言えるんだね!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

育毛のために飲むなら日本酒は熱燗で

 

 

お酒と髪の毛については下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。

 

 

それらの記事にも書いたように適切な量の、

 

  • 日本酒(熱燗)
  • ビール
  • 赤ワイン

 

を飲むことはむしろ髪の毛にいい、という見解もあります。今回は日本酒に焦点を当てて、考えていきましょう。

 

『薄毛の食卓 5か月で64.5%の人が発毛した食事法』にはこうあります。

育毛のために飲むなら日本酒は熱燗

 

日本酒の原料である、蒸米には、デンプン、たんぱく質、さらに脂肪が多く含まれています。蒸米に雑菌が作用して、これらの物質を酵素反応で分解し、ブドウ糖、アミノ酸、および脂肪酸を作ります。さらに清酒酵母がこれらの物質をアルコール発酵により、エタノール、炭酸ガス、エステルなどのいろいろな香り成分、およびアミノ酸や有機酸などの旨味成分へと変化させ、日本酒ができます。

 

この過程で、清酒酵母は、雑菌の助けを借りて、もくもくと発行作業を行います。すなわち、麹菌は、清酒酵母の働きを助けるとビタミンなどの物質を作るのです。それらの物質の中に、α-グルコシルグリセロール(α-GG)というものがあり、清酒酵母が作った高濃度のアルコールから、清酒酵母は自身を守る働きを持っています。

 

(中略)

 

では、α-GGは、清酒酵母のみならず、薄毛の人たちをも、IGF-1を増やすことで守ってくれるのでしょうか。

 

(中略)

 

日本酒を飲んでも、その中のα-GGが、胃の知覚神経を刺激して、全身のIGF-1を増やすことは十分期待できます。

 

本には、日本酒を飲むなら『胃の知覚神経が刺激されやすい熱燗』で、そして酒風呂に入るなら『日本酒を50倍に薄めて、少し熱めのお湯にゆっくりつかる』ことを推奨しています。それによって、抜け毛対策、美肌対策等が見込めるというのです。

 

 

  • STEP.1
    知覚神経を刺激する食べ物を摂取
     
  • STEP.2
    少量のアドレナリンとアセチルコリンが分泌される
     
  • STEP.3
    成長因子IGF-1が増える
     
  • STEP.4
    育毛効果・脱毛予防が見込める

 

また、このIGF-1という成長因子ですが、成長因子はこれだけではなく、他にも様々な種類があります。例えば、自然界の中で最も成長因子を含有しているといわれる『プラセンタ(胎盤)』に含まれるのは、

 

  • EGF(上皮細胞増殖因子)
  • FGF(繊維芽細胞増殖因子)
  • NGF(神経細胞増殖因子)
  • IGF(インシュリン様成長因子)
  • HGF(肝細胞増殖因子)
  • TGF(形質転換成長因子)

 

です。これを踏まえた上で、専門家からはこうした意見もあります。

 

『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

ホルモンバランスが崩れることで、内臓は弱り、抵抗力も弱まる。本来機能していた細胞の生まれ変わりも途端に遅くなる。身体全体の機能に支障が出てくるのです。そこで身体は生命に関わる器官に全力を注ぐので、髪などの末端は後回しになるのです。だからホルモンバランスを矯正してあげることが、特に女性の場合は有効な薄毛改善方法と言えます。

 

これにはプラセンタ(胎盤)が効果的です。プラセンタには細胞分裂を適切にコントロールする成分が含まれていることが研究で分かっています。これは成分因子(グロスファクター)または細胞増殖因子と呼ばれています。

 

毛乳頭内の毛母細胞で、細胞増殖因子が分裂することで新しい髪の毛が生まれます。何らかの原因でこの分裂が止まってしまうことがありますが、そこへグロスファクターの成長因子を入れることで細胞分裂を促進し、毛髪の再生や育毛促進をはかる、というわけです。

 

『グロスファクターの成長因子を入れることで細胞分裂を促進し、毛髪の再生や育毛促進をはかる』という試みですね。これも、IGF-1を増やすことで育毛効果を狙えることや、プラセンタに含まれる豊富な成長因子を考えれば、確かに理にかなっています。

先生

お酒やタバコは、基本的には健康のためには推奨されないけどね!お酒に関しては少量ならむしろ健康にいいっていう見解もあるし、成長因子の面で考えても、一理あるかもね!
暴飲はだめっす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 日本酒を飲むなら『胃の知覚神経が刺激されやすい熱燗』。
  • 酒風呂に入るなら『日本酒を50倍に薄めて、少し熱めのお湯にゆっくりつかる』。
  • 様々な成長因子は育毛にも有効。

IGF-1等の成長因子はどれだけ髪の毛に有効なのか

しかし、『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)』にはこうあります。ちなみに、診療ガイドラインとは、10人の専門医が考え得るさまざまな治療法について、国内外の論文から科学的根拠の有無を確認し、推奨度を5段階に分類した評価が見れるものです。

 

 

  • A=強く勧められる
  • B=勧められる
  • C1=考慮してもよいが、十分な根拠がない
  • C2=根拠がないので勧められない
  • D=行わないよう勧められる

 

推奨度:C2

 

推奨文:成長因子導入および細胞移植療法は行わないほうがよい。

 

解説:毛誘導能をもつ間葉系細胞の直接移植,あるいはその分泌物を含む培養上清からの生成物などを脱毛症の罹患部に注入し発毛促進効果を期待する治療が試みられようとしている。なかでも脂肪組織由来幹細胞の培養上清由来物質,あるいは platelet rich plasma(PRP)の発毛促進効果について,ランダム化比較試験,症例集積研究が実施されている。

 

しかし,これらの臨床試験の多くは,限られた施設における,倫理委員会の承認を必要とする先進医療の段階にあり,安全性なども含め,その有効性は決して十分に検証されているとはいえない。

 

以上から成長因子導入・細胞移植療法は今後が期待される治療法ではあるものの,「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」などの法規に則って施術する必要のあるものも多く,現時点では広く一般に実施できるとは言い難いため行わない方がよいことにする。

 

『成長因子導入・細胞移植療法は今後が期待される治療法ではある』ということは認められていますが、現段階では、

 

  • C2=根拠がないので勧められない

 

という評価がつけられています。しかし、IGF-1を内部で増やす、ということに関して言えば、治療とは違いますし、何かの副作用があるということではないので、楽観視してもいいかもしれませんね。しかも『今後が期待される治療法ではある』わけですから。

 

実は日本酒に含まれる『アデノシン』には、この成長因子のうち『FGF(繊維芽細胞増殖因子)』を生成させる作用があり、毛母細胞の増殖や分裂を促進させ、育毛効果を期待できると考えられています。これにより、IGF-1と合わせれば2つの成長因子に働きかけることができるので、髪の毛にとってはなかなかいい影響を与えられるかもしれません。

 

先生

成長因子に働きかける研究はまだまだ発展途上なんだ!だけど、ここで取り上げている日本酒がIGF-1を促進させるっていうのは、また違う話だからね!副作用は特にないから安全だよ!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『成長因子導入・細胞移植療法は今後が期待される治療法ではある』ということは認められている。
  • IGF-1を内部で増やすということに関して言えば、治療とは違うし、何かの副作用があるということではない。
  • 日本酒に含まれる『アデノシン』には、この成長因子のうち『FGF(繊維芽細胞増殖因子)』を生成させる作用があり、毛母細胞の増殖や分裂を促進させ、育毛効果を期待できると考えられている。

アルコールの過剰摂取には注意

また、アルコールは体内でアセトアルデヒドに分解されますが、アセトアルデヒドには血行を拡張させる作用があり、それはつまり『血行促進』を意味します。お酒を飲むと体が火照りますが、それもアセトアルデヒドが原因です。しかし、だからといって血行促進効果を狙ってアルコールを多量に摂取するのは危険です。

 

 

exciteニュース『医師に聞いた。お酒を飲むと眠くなる理由』にはこうあります。

すぐに寝てしまう人に関しては、アセトアルデヒドが体内に蓄積しやすい、アルデヒドの影響を受けやすい人だと思います。日本人の中にはADH1Bの働きが活発で、ALDH2は不活発な人の割合が欧米と比べて明らかに多い。アルコールからアセトアルデヒドへの分解は早く、逆にそこから酢酸への分解が遅いため、すぐに体内にアセトアルデヒドが貯まってしまうのです。エチルアルコールは気分が良くなる、多幸感をもたらしてくれる一方で、いわゆる『酒臭さ』の原因にもなります。

 

アセトアルデヒドは眠気、言い換えるならば倦怠感の原因となります。また、他にも顔面紅潮、気分不快(嘔気・嘔吐)、頭痛、めまい、等種々の不調も引き起こします。発癌物質の一つにも認められている程なので、当然といえば当然です」(上野先生)

参考 医師に聞いた。お酒を飲むと眠くなる理由exciteニュース

 

顔面紅潮が、火照りのことですね。たしかにアセトアルデヒドにはこれがありますが、しかしそれ以外の様々な不調の数がすごいですからね。ですから、お酒の量はほどほどにすることです。

先生

血行促進はたしかに髪の毛に有効だけど、アルコールでそれを狙うのは間違ってるね!違う問題が出てきちゃうよ!
飲んだら乗るな、乗るなら飲むな!

ハニワくん

先生

…。
この章のまとめ
  • 血行促進効果を狙ってアルコールを多量に摂取するのは危険。

ナイアシンを摂ろう

それから、アルコールと一緒に『ナイアシン』を摂ることが大切です。

 

ナイアシンは例えば、

 

  • ビンナガマグロ
  • キハダマグロ
  • 豚レバー
  • 牛レバー
  • ささみ

 

等に多く含まれる栄養素です。

 

『あたらしい栄養事典』にはこうあります。

500種類以上の酵素反応に関与 アルコールの分解にも不可欠

 

(省略)糖質や脂質のエネルギー代謝や、カンゾウでのアルコールの分解家庭においても必要不可欠で、ナイアシンが不足すると、アセトアルデヒドが分解できず二日酔いに。血管を広げて血流をよくするため、冷えや肌のトラブルなどの予防、改善にも億カ的。

 

つまりナイアシンは、

 

  • アルコールを分解する
  • アミノ酸の合成を助ける
  • エネルギー代謝のサポート
  • 血行不良を予防・改善
  • 皮膚を健康に保つ

 

という効果を期待できる栄養素なのですが、これ自体が『血行促進』をしてくれますからね。アルコールと一緒にナイアシンを摂ることを心がければ、血行促進はバッチリ強化されるというわけです。

先生

マグロやレバーと一緒に熱燗を楽しむことができれば、バランスがちょうどとれるようになるね!これからも成長因子の働きには注目していこう!
いこう!

ハニワくん

この章のまとめ
  • アルコールと一緒に『ナイアシン』を摂る。