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ビタミンCの薄毛予防・育毛促進効果は?塗布しなければ効果がないの?

ビタミンCの薄毛予防・育毛促進効果は?塗布しなければ効果がないの?

ビタミンCが髪の毛にいいと言われている理由は、ビタミンCが持つ働きが結果的に薄毛の予防や育毛促進を助けるからです。

 

ビタミンCの体内でのおもな働きは、

 

  • 活性酸素を除去する
  • コラーゲンの生成を促進する
  • 免疫力を高める
  • 抗ストレスホルモンを合成する
  • 神経伝達物質を合成する

 

ですが、一つ一つ見ていけば、育毛に効果があるということがわかります。しかしビタミンCは、サプリメントによる過剰摂取には注意が必要ですし、調理すると破壊されてしまいます。届けたい場所に直接届けるのは簡単ではありません。

 

しかし、ビタミンC誘導体であれば、そのターゲット部位に直接働きかけることができるので、化粧品などにはよくこれが使われています。これを直接頭皮に塗り込めば、確かにターゲット部位である髪の毛の土壌である頭皮に、いい影響を与えることができそうですね。

先生

ビタミンCやコラーゲンは体中が欲しがっている栄養素だからね!口から摂取しても、届けたい場所に届けられるわけじゃないんだ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

ビタミンCが持つ働きが結果的に薄毛の予防や育毛促進を助ける

ビタミンCが髪の毛にいいと言われている理由は、ビタミンCが持つ働きが結果的に薄毛の予防や育毛促進を助けるからです。ビタミンCの体内でのおもな働きは、

 

  • 活性酸素を除去する
  • コラーゲンの生成を促進する
  • 免疫力を高める
  • 抗ストレスホルモンを合成する
  • 神経伝達物質を合成する

 

ですが、一つ一つ見ていけば、なるほど育毛に効果があるということがわかります。

 

活性酸素を除去する

『あたらしい栄養事典』にはこうあります。

ビタミンC

 

活性酸素を消去して過酸化脂質の生成を抑え、動脈硬化や脳卒中などを予防したり、免疫力を高めて、かぜなどの感染症やがんの予防にも力を発揮します。鎮静作用のある神経伝達物質ストレスに対抗するホルモンの合成にもかかわります。また、喫煙で多くのビタミンCを消費することがわかっています。

 

まず、

 

  • 活性酸素
  • 過酸化脂質

 

については下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。

 

 

これらは全て薄毛の原因となりますので、これを予防することができるだけで、すでにビタミンCは育毛効果があります。また、

 

  • 鎮静作用のある神経伝達物質
  • ストレスに対抗するホルモン

 

を合成するということは、下記の記事とリンクします。自律神経やストレスを調整するということは、髪の毛にとっても関係が深いのです。特に女性はそうですね。ストレスでホルモンバランスが崩れればFAGAやびまん性脱毛症になる可能性が高くなります。

  • STEP.1
    ストレスを負う
     
  • STEP.2
    血行不良になる
    ホルモンバランスを崩す。
  • STEP.3
    薄毛の原因となる
     

 

そのビタミンCはタバコによって失われてしまうので、下記の記事と併せて読むと、タバコというのは本当に有害性の高い嗜好品ですね。

 

 

先生

ビタミンCは本当に人間にとって欠かせない栄養素だからね!毎日、常に、定期的に補充していくことが問われるよ!一気にはダメなんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ビタミンCは活性酸素を消去して過酸化脂質の生成を抑えるため、髪の毛に有効である。
  • また、自律神経やストレスを調整するので、髪の毛に有効である。

コラーゲンの生成を促進する

それから『コラーゲンの生成を促進する』ということですが、それについては下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。コラーゲンは頭皮を含めた肌の大元ですからね。

 

 

肌は、皮膚のもっとも表面にある『表皮』と、その下にある『真皮』とに分けられますが、真皮の成分の約70%が、『膠原線維』とも呼ばれるコラーゲンです。このコラーゲンの中に毛包、つまり髪の毛の土壌となる毛母細胞も毛細血管もありますから、これが廃れてくると、髪の毛にも当然悪影響が出ます。

 

 

コラーゲンは古くなると分解され、一方で新しくつくられていきますが、著しく減少したり変性したりすると肌の弾力が失われ、シワやたるみの原因ともなるのです。ビタミンCは、その『肌や髪の毛の大元』であるコラーゲンの合成を助ける大切な役割を果たしています。

 

薄毛

 

例えば『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』では冒頭からこう説明しています。

コラーゲンの生成を促進する

 

体のたんぱく質の約30%はコラーゲンからできています。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ接着剤のような仕事をし、それがもとになって強い歯茎や血管、骨や筋肉などの各器官をつくります。ビタミンCの重要な役割の一つは、そのコラーゲンの生成に関与することです。

 

ビタミンCはこれだけコラーゲンの生成にとって重要な役割を果たしているんですね。ですから、ビタミンCを摂ることは髪の毛にとてもいい影響を与えるのです。それは間違いない事実です。

 

先生

ちなみに、このコラーゲンも口からの摂取じゃ届けたい場所に届けられないよ!なかなかうまくはいかないもんだね!
フカヒレスープはうまいっす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ビタミンCは、『肌や髪の毛の大元』であるコラーゲンの合成を助ける大切な役割を果たす。

サプリメントによる過剰摂取に注意

ただ、その摂取の仕方ですが、それには条件があります。

 

 

『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。

むやみに大量に摂取すればいいわけではない

 

ビタミンCのさまざまな効用がいわれるようになり、いまでは食べ物だけではなく、ビタミン剤やサプリメントなどで手軽にたくさんのビタミンCを補給する人が年々増加しています。

 

しかし、2000年4月、米国科学アカデミーの『ビタミンCやEの錠剤を大量にとっても健康によいという証拠はなく、むしろ害を及ぼす恐れがある』という報告は、ビタミンの大量摂取に一石を投じました。

 

またビタミンCについては、錠剤での大量の摂取は下痢を引き起こすともいわれています。一方で、野菜や果物からの摂取は、これまで以上に必要だと報告されています。

 

私もサプリメントでビタミンCを摂っているからわかりますが、下痢になることは間違いありません。私の場合はその下剤効果を逆に利用して、朝にマルチビタミン&ミネラルと一緒に飲んで、便意を促す手段として使っていますが、うまく使わないと単なる下痢になり、排便が滞ることになります。

 

また、この『ビタミンCやEの錠剤を大量にとっても健康によいという証拠はなく、むしろ害を及ぼす恐れがある』という、ビタミンCの過剰摂取の副作用は下痢ですが、ビタミンEに関しては『がん』です。それについてはまた違う機会に詳しく書きますが、ビタミンEなどの抗酸化作用のあるサプリメントを摂ると、がんに罹るリスクが高くなります。

 

  • STEP.1
    抗酸化作用のあるサプリメントを摂取する
     
  • STEP.2
    ガン細胞が活性化する可能性がある
     
  • STEP.3
    医師の間では抗酸化サプリは危険視されている
     

主にベータカロチン(ビタミンA)がそうなのですが、ポリフェノールやビタミンEも同じように抗酸化物質ですから、サプリメント等で気軽に摂取することは、医師たち専門家は首をかしげる現実があるのです。

 

 

しかし、野菜や果物から摂取するのは強く推奨されています。その理由は単純に『過剰摂取を防げる』ということですね。また違う本にも同じように書いてあります。『サプリメントでは過剰摂取に繋がり危険』だと。やはり、自然で天然のものを食べるのが一番健康にいいということですね。

 

  • 人工甘味料
  • 科学調味料
  • 保存料
  • 食品添加物
  • 農薬

 

こういったものはやはり、『体に良い』ということではないですからね。違う目的で尽くされたものですから、『体に良い』ということは二の次になっているということを理解する必要があります。

 

  • STEP.1
    食物を保存する
     
  • STEP.2
    保存料を入れるか凍らせて防腐する

  • STEP.3
    食物の品質が下がる
    しかし防腐しなければ食中毒になる。

先生

抗酸化作用のある栄養素には、ビタミンEやコエンザイムQ10、アスタキサンチンなどがあるけど、とりあえずビタミンEやビタミンA(ベータカロチン)は危険だということだね!
うーむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • サプリメントでは過剰摂取に繋がり危険。
  • ビタミンCの過剰摂取の副作用は下痢。
  • ビタミンEなどの抗酸化作用のあるサプリメントを摂ると、がんに罹るリスクが高くなる。
  • 野菜や果物から摂取するのが強く推奨されているのは『過剰摂取を防げる』から。

調理するとビタミンCが破壊される?

また、野菜や果物から摂取するときにも注意が必要です。『『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』』にはこうあります。

調理におけるビタミンCの減少率

 

ビタミンCは、湿度や温度、光や紫外線の影響を受けやすく、とても壊れやすい性質があります。水にもとけやすい栄養素ですから、調理法や保存法に気を常架ければいけません。また、酸化しやすく、時間の経過とともに、減少率が高まります。

 

たとえば、おろし大根のビタミンCは2時間後には半減してしまいます。果物も、皮をむいたらすぐに食べるようにしましょう。

 

 

ビタミンCはとてもナイーブな存在なんですね。すぐに変性して、そのエネルギーを失ってしまいます。その摂取の仕方には十分こだわってあげることが大切ですね。ですから、

 

  • 旬の食材にこだわる
  • 食べ方にこだわる

 

という人がいれば『通』に見えるかもしれませんが、そういう人は通というよりも、賢いだけだと評価できるかもしれませんね。

 

 

『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。

栄養を摂ったつもりが摂れていないこともある

 

ビタミン補給の為に、サラダや野菜ジュースを摂るという人がいますが、それでは十分とはいえません。サラダにはレタスなど水っぽく色の薄い野菜が使われることが多く、含まれるビタミンは意外と少な目。とくにコンビニのサラダなどは調理してから時間がたっているため、ビタミンが壊れている可能性も。

 

またパックの野菜ジュースも、パック詰めの際に高温殺菌するためかなりビタミンが壊れています。ジュースはからだを冷やしやすいのも難点です。

 

野菜は、温野菜など火を通したものを摂るのが理想的。豆類、海藻、きのこ類もあわせて摂りましょう。

 

サラダも野菜ジュースも、『食べ方にこだわる』ことをしなければ、あまり効果は得られないと言っていいわけですね。そこで、

 

  • 温野菜など火を通したものを摂る
  • 豆類、海藻、きのこ類もあわせて摂る

 

というキーワードが出てきました。野菜は加熱するとビタミンが壊れたり、あるいは生だと食べられるものが限られます。また、からだを冷やす可能性もあります。したがって温野菜が推奨されているわけですね。まとめると、

 

  • 旬の食材にこだわる
  • 食べ方にこだわる
  • 温野菜など火を通したものを摂る
  • 豆類、海藻、きのこ類もあわせて摂る

 

このあたりを意識してビタミンCを摂るようにすれば、コラーゲンにも髪の毛にもとてもいい影響を与えることになります。

 

 

先生

大人になるほど食事は少数精鋭にするべきだと言われているよ!それにはお金がかかるけどね!お金の使い方が問われるね!
金は人を変えない。人の本性を浮きだたせるだけである!

ハニワくん

先生

ウォーレン・バフェットだね!
この章のまとめ
  • ビタミンCはとてもナイーブな存在。
  • サラダも野菜ジュースも、『食べ方にこだわる』ことをしなければ、あまり効果は得られない。

ビタミンを頭皮に直接塗り込むといいの?

しかし、そのビタミンを頭皮に直接塗り込めば、更に効果が得られるという考えがあります。確かにこうして考えると、ビタミンCを効率的にターゲットとする局部に届かせるためには一苦労です。事実、ビタミCを必要としている体のは器官たくさんありますので、その局部に到達する前に、他に持っていかれて届かない、という現実もあります。

 

リンクしたコラーゲンの記事にも、

たんぱく質であるコラーゲンは、食べるとアミノ酸に分解され、コラーゲンではなくなります。つまり、食べたコラーゲンがそのまま肌にたどり着く、ということはありえないのです。コラーゲンが骨や軟骨にもあることから、関節痛にもよいとされることがありますが、関節に都合よくたどり着くことも考えにくいですね。

 

同じことが書いてあります。コラーゲンもビタミンCも同じように、『ターゲット部位』に都合よく届かせることは難しいんですね。

 

そこで注目したいのが『ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビル)』です。Wikipediaにはこうあります。

ビタミンC誘導体(ビタミンシーゆうどうたい)とは、生体内で酵素反応によりビタミンCとなるもの。誘導体化によって生体外での安定化および生体内への吸収率向上のメリットがある。ビタミンC(L-アスコルビン酸)である。

 

ビタミンCは強力な抗酸化作用があるが、そのままのビタミンCは不安定で分子構造が壊れやすい。また、皮膚は水溶性の物質を弾く作用が強いので、皮膚に浸透しやすいように合成された化合物である。美容を目的とした皮膚科学で応用されているほか、食品添加物としても検討されているものもある。直接利用するほかケミカルピーリングを行った後に塗布することでも利用される。

 

このビタミンC誘導体であれば、そのターゲット部位に直接働きかけることができるので、化粧品などにはよくこれが使われています。これを直接頭皮に塗り込めば、確かにターゲット部位である髪の毛の土壌である頭皮に、いい影響を与えることができそうですね。

 

従って、育毛剤の中にそうしたビタミンC誘導体などが含まれている場合は、効果を期待してもいいかもしれません。また、ビタミンC誘導体は、IGF-1の分泌を促進させる効果も期待できるという話もあります。IGF-1については下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。

 

 

先生

ビタミンC誘導体なら肌や頭皮に直接塗って、効果を得られるかもしれないね!でもやっぱり野菜や果物から摂取する方が自然だよね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ビタミンC誘導体ならターゲット部位に届けることができる可能性が高くなる。
  • ビタミンC誘導体は、IGF-1の分泌を促進させる効果も期待できる。

ミカンや柑橘類で作った育毛剤とは

また、『ビタミンCを頭に塗る』ということで関連するテーマとして、こういうものがあります。

 

 

『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

『私はねー、ミカンや柑橘類で育毛剤を自家製で作ったんだよ。評判良いんだよねー』

 

何をこのマッサージ師は言いたいのだろう?まあ察しはつきます。私の頭を見て自家製の育毛剤を売るターゲットにされたということです。もちろん丁重にお断りしましたが、世の中にはこんな人がたくさんいるのです。生のミカンや柑橘類は時間ともに変色、変性してしまうから、不衛生な変質した成分をそのあまま頭皮に塗り付けるということです。得体のしれない育毛剤は、頭皮に痒みが出たり、かぶれたり思わぬリスクがあることもあります。

 

このマッサージ師の方は、ミカンに含まれる『リモネン』と『ビタミンCを頭に塗布する』ということを断片的に解釈し、そのような育毛意を自分で開発したのかもしれませんね。しかし実際にはこの記事でも書いたように『生のミカンや柑橘類は時間ともに変色、変性してしまう』ので、髪の毛に逆効果を与えることもあるので注意が必要です。

 

ビタミンCや柑橘類は身体にいいし、髪の毛にもいい影響を与えますが、そのやり方、摂取方法を間違えないようにしましょう。

 

先生

まあこういう風に、不自然な話が出てくるから、やっぱりビタミンCは野菜や果物から摂りたいね!それらがたっぷりと摂れる食事を毎日食べ続けるのは簡単じゃないけどね!
慣れるしかないっす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 生のミカンや柑橘類を頭に塗ると逆効果になることもある。