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重曹風呂ってワキガ対策になるの?効果はどれくらいある?

重曹風呂ってワキガ対策になるの?効果はどれくらいある?

重曹はアルカリ性ですが、アルカリ度の低い『弱アルカリ性』であり、酸性の皮脂汚れをしっかりと落としてくれるし、皮膚へのダメージも低いと考えられます。

しかし専門家は『重曹風呂』よりも『お酢系風呂』の方を推奨しています。

先生

お風呂は色々なお風呂があるけど、ワキガ対策になるお風呂っていうのがあるから、詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

重曹風呂の効果とは

ワキガ対策としての入浴方法については、下記の記事にもいくつか選択肢を載せましたので、併せてご確認ください。

 

 

例えば、

 

  • 漢方茶風呂
  • 笹風呂
  • マコモ風呂
  • 酵素風呂
  • お酢風呂

 

ですね。実に様々な方法があり、どれも体臭対策に効果があるとされています。では、『重曹』を使った入浴方法はどうでしょうか。

 

 

『体臭・口臭・便臭 ニオイ対策介護テクニック』にはこうあります。

身近なもので行うニオイケア

 

【重曹】重曹はアルカリ性であり、台所や居室の汚れ落としとしても有効であるが、安全な脱臭剤としても活用できる。例えば、ゴミ箱の中の袋に重曹を一振り掛けるだけで、ごみの嫌な臭いをかなり抑制することができる。

 

また、雑巾がけをする際に、重曹を溶かした水を使うと、汚れを取るだけでなく、壁や床に染み付いたニオイを取ることができる。ニオイがどうしても取れないときは、重曹で雑巾がけをした後に、一度水拭きをして、最後に消毒用アルコールで拭くとよい。

 

ポイントをまとめると、

 

  • 重曹はアルカリ性
  • 脱臭剤としても活用できる
  • 汚れだけでなく壁や床に染み付いたニオイも取れる

 

ということになります。後の2つだけを見ると、なかなかワキガの脱臭対策として有効である気がしますね。

 

 

先生

意外とこのアルカリ性とか酸性とかっていう㏗(水素イオン指数)が大事になってくるんだ!
ふむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 重曹はアルカリ性。

アルカリ性は菌が繁殖する?

ただし、この『アルカリ性』ということについてですが、下記の記事に書いたように、

 

 

『気になる口臭・体臭・加齢臭』にはこうあります。

不安や緊張などによる『精神性発汗』も、突発的かつ大量にかくため、ミネラル分の再吸収が追い付かず、悪い汗となります。

 

また、よい汗は蒸発しやすく、また少量の塩分を含んでいるので皮膚表面を酸性に保ち、皮膚常在菌の繁殖を抑えてくれます。したがって、よい汗をかいている分には、体はそれほど臭くなりません。

 

しかし、悪い汗はべたべたして蒸発しにくく、ミネラル分を含んでいるため、皮膚表面をアルカリ性にしてしまいます。アルカリ性の環境下では皮膚常在菌が繁殖しやすく、汗のにおいが強くなってしまうのです。

 

  • 良い汗=酸性
  • 悪い汗=アルカリ性

 

ですね。したがって、悪いアルカリ性の汗をかく原因となる『運動不足』は、なるべく生活の中から排除したいし、汗腺トレーニングによって『酸性の良い汗』をかこうという話をまとめているわけです。

 

アルカリ性の環境下では皮膚常在菌が繁殖しやすく、汗のにおいが強くなってしまう』とありますよね。ということは、皮膚はアルカリ性にしたくないのです。よく、『赤ちゃんに良いのは弱酸性の石鹸』と聞いたことがあるかもしれませんが、人間の肌の㏗値というのは弱酸性に保つことが推奨されています。

 

㏗値
アルカリ性か酸性化を示す数値。0~14まであり、7.0が中性で、それ以下が酸性、それ以上がアルカリ性となる。健康な肌の㏗値は4.5~5.5程度の弱酸性。

 

それであれば、アルカリ性の重曹というのは、体に良くないということになりそうですね。ただし、『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。

洗顔料は、必ずしも『うるおい成分配合』や『弱酸性』でなくてもよい。

洗顔料は皮脂汚れを落とすことを主目的に選ぶ

 

洗顔料には、『うるおい成分』、『ビタミンC』、『美白成分』、『保湿成分』など、さまざまな成分を配合したものがあります。これらは、どれも肌によいように思えますが、洗顔料は洗い流すものですから、大半の成分はすすごにときに流れてしまいます。

 

(中略)『弱酸性』の洗顔料というものもあります。健康な肌の㏗値は弱酸性なので、弱酸性の洗顔料は肌によさそうです。でも、洗い流す水は中性で、すすぎ終わったときに肌は中性。洗顔後に弱酸性の化粧水をつければ肌は弱酸性になるので、洗顔料は弱酸性でなくてもよいのです。

 

ポイントは『洗顔料は皮脂汚れを落とすことを主目的に選ぶ』というところです。たとえ、その洗顔料、ボディソープ、入浴剤に『弱酸性』や『うるおい・すべすべ成分』が含まれていても、洗い流してしまうと中性になり、意味がなくなってしまいます。

 

先生

肌は弱酸性で、アルカリ性は細菌が好む㏗。じゃあ弱酸性の洗剤を使えばいいかっていうと、そうでもないというわけだね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • アルカリ性の環境下では皮膚常在菌が繁殖しやすく、汗のにおいが強くなってしまう。
  • 洗顔後に弱酸性の化粧水をつければ肌は弱酸性になるので、洗顔料は弱酸性でなくてもよい。

まずは皮脂や汚れを洗い落としたい

だとしたら、まずはしっかりと入浴では皮脂や汚れを洗い落としたいですね。したがって、洗顔料と同じように、入浴の際に使う洗浄剤や入浴剤は、必ずしも『うるおい成分配合』や『弱酸性』でなくてもいいのです。

 

  • STEP.1
    弱酸性や『うるおい成分』が配合された洗浄剤を使う
     
  • STEP.2
    それを洗い流す『水』が中性
     
  • STEP.3
    すすぎ終わった後の肌は中性になっている
     
  • STEP.4
    弱酸性の化粧品を使えば肌は弱酸性になる
     

 

ではここで、いくつかの入浴剤の㏗値をまとめてみましょう。

 

各入浴剤の㏗値

お酢風呂 2.5(弱酸性)
竹酢、木酢風呂 2.5~3.5(弱酸性)
重曹風呂 8.4(アルカリ性)

 

漢方茶や酵素風呂等については様々な種類があるので一概には言えませんが、お酢を使った入浴剤の㏗値は、酸性(弱酸性)ですね。ということは、この重曹風呂というのはお酢風呂とまったく別の考え方でのアプローチとなることがわかります。酸性の方向であるお酢風呂であれば、

 

  • 発汗を促す成分(汗腺機能の回復)
  • 殺菌成分(クエン酸)
  • アンモニアと乳酸の生成の抑制(クエン酸)

 

という効果を狙っています。しかし、アルカリ性の方向である重曹風呂は、

 

  • 皮脂や汚れを洗い落とす

 

ことを目的とすることになります。例えば、オイリー肌の人はより酸性に傾きやすい傾向にあります。これは、皮脂が酸性であるからです。したがって、体質的にもし皮脂が分泌されやすい傾向にある人は、こうした重曹風呂等のアルカリ性風呂に浸かり、アプローチをするということも選択肢に入れられることになります。ではここで、ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    アポクリン汗腺からアポクリン汗が出る
     
  • STEP.2
    脂肪分やたんぱく質等が皮膚にある細菌に分解され腐敗臭を放つ
     
  • STEP.3
    皮脂腺からの皮脂が加わり更にニオイが強まる
     
  • STEP.4
    エクリン汗によってわき全体にニオイが広がる
     
  • STEP.5
    わき毛にからまりニオイが発散される
     
  • STEP.6
    ワキガ臭が放たれる
     

 

ワキガ臭の原因である皮脂の汚れをしっかりと落とすことは、ワキガ対策として非常に重要ですからね。

 

先生

㏗がそれぞれ違うから、違ったアプローチとなることはわかるね!重曹風呂は重曹風呂で皮脂や汚れを洗い落とす効果を狙えるわけだ!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 重曹風呂というのは弱酸性のお酢風呂とまったく別の考え方でのアプローチとなる。
  • アルカリ性の方向である重曹風呂は、皮脂や汚れを洗い落とすことを目的とする。
  • 体質的にもし皮脂が分泌されやすい傾向にある人は、重曹風呂等のアルカリ性風呂に浸かり、アプローチをするということも選択肢に入れられる

固形石鹸というのは基本的にアルカリ性

『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』では、

洗顔料は、皮脂汚れがしっかり落ちる固形石鹸がおすすめ。

 

とありますが、固形石鹸というのは基本的に、アルカリ性で作られています。その方が皮脂汚れが落ちるからですね。

 

  • STEP.1
    皮脂汚れは酸性
     
  • STEP.2
    アルカリ性の固形石鹸で洗顔・洗体
      
  • STEP.3
    アルカリ性は酸性の汚れをよく洗い落とす
     

 

アルカリ性の洗浄剤は、汚れをよく落とすんですね。しかし、『肌に良い』のはやはり肌と同じ㏗値の弱酸性の洗浄剤になります。例えば、弱酸性の洗浄剤で有名な『ビオレ』の紹介動画を見てみましょう。

 

花王 ビオレu 弱酸性のあいつ篇 15秒 CM


 

一日に7回も洗うから、肌にやさしい弱酸性で。

 

というアプローチをしています。また、下記の動画では、

 

花王 ビオレu くびれ篇


 

赤ちゃんも優しく洗える。

 

と言っています。

 

 

やはり、一番肌にいいのは肌と同じ㏗値である『弱酸性』ということになります。それでは、各㏗の洗浄剤をまとめてみましょう。

 

各㏗の洗浄剤

酸性(弱酸性) 洗浄力は弱いが、肌に優しい。赤ちゃんや、何度も洗うケースに最適。
アルカリ性 洗浄力が強く皮脂汚れをしっかり落とす。

 

このうち、重曹のアルカリ度は、8.4とかなり低く『弱アルカリ性』と言えます。8~14までがアルカリ性ですからね。

 

先生

洗浄力を取るか、肌への刺激の低さを取るかということだね!一日に何度も体を洗う場合は弱酸性が肌に優しいということになるよ!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 固形石鹸というのは基本的にアルカリ性で、酸性の汚れを良く洗い落とす。
  • 肌に優しいのは弱酸性の洗浄剤。
  • 重曹の㏗は『弱アルカリ性』。

重曹は弱アルカリ性

したがって、

 

重曹は確かにアルカリ性ですが、アルカリ度の低い『弱アルカリ性』であり、酸性の皮脂汚れをしっかりと落としてくれるし、皮膚へのダメージも低い

 

と言えるわけです。となると、各㏗の入浴剤で考えると、

 

各㏗の入浴剤

酸性(弱酸性)風呂 お酢系風呂。汗腺機能を強化したり、クエン酸による殺菌等の効果を得られる。
アルカリ性風呂 重曹系風呂。皮脂汚れを落とす効果があり、ワキガ臭の原因を洗浄できる。

 

ということになりますね。それぞれアプローチの方法が異なり、効果も異なってきます。ちなみに、専門家の書いた本には『重曹風呂』よりも『お酢系風呂』の方が推奨されていることが多く、重曹は台所や居室の汚れ落としに使用することが推奨されていますね。お風呂に使う重曹は、食用タイプのものでもいいですし、洗浄タイプのものでも問題ありません。入浴用、タブレットタイプ等、様々なものがあります。

 

 

もう一度ポイントを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    アルカリ性の洗浄剤を使う
     あるいは、アルカリ性の重曹風呂等に入る。
  • STEP.2
    アルカリ性は強い洗浄力だが、そのままだと皮膚に悪い
     
  • STEP.3
    ただし、洗い流す『水』が中性である
     
  • STEP.4
    すすぎ終わった後の肌は中性になっている
     
  • STEP.5
    弱酸性の化粧品を使えば肌は弱酸性になる
     

 

  • アルカリ性(重曹)→中性(水)→弱酸性(化粧品)

 

ということですね。アルカリ性のままにしてしまうと肌に悪いのですが、水は中性で、洗い流せば中性になっています。そこに更に、弱酸性の化粧品をつければ尚のこといいということですから、もしアルカリ性の重曹風呂に入って、肌の㏗値が気になるという場合は、入浴後の肌に弱酸性の化粧品を使うといいでしょう。

 

例えば、『におわない人の習慣』では加齢臭対策として、入浴後に『花王キュレル』を塗るといいと推奨しています。

 

 

確かにこれは、『弱酸性』と書いてありますから、この問題も解決しそうですね。

 

 

先生

ワキガ対策としての本を読むと、専門家たちは『重曹風呂』よりも『お酢系風呂』の方を推奨しているからね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 重曹は確かにアルカリ性だが、アルカリ度の低い『弱アルカリ性』であり、酸性の皮脂汚れをしっかりと落としてくれるし、皮膚へのダメージも低い。
  • 専門家の書いた本には『重曹風呂』よりも『お酢系風呂』の方が推奨されている
  • アルカリ性の重曹風呂に入って、肌の㏗値が気になるという場合は、入浴後の肌に弱酸性の化粧品を使うといい。