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ベビーパウダーでワキガ対策ができる?それとも悪化する?

ベビーパウダーでワキガ対策ができる?それとも悪化する?

ベビーパウダーはワキガに特化した商品ではありません。

基本的にはそのような商品を使っても高い効果を得ることはできません。むしろ、長時間汗腺を無理矢理パウダーで止めてしまうことは避けるべきだと言われています。

先生

ベビーパウダーは汗を止めるからそういう発想をするかもしれないけど、わざわざこれを使用する必要はないよ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

ベビーパウダーはワキガ対策に特化した商品ではない

 

ワキガ対策としてベビーパウダーは有効なのでしょうか。ベビーパウダーは例えば、以下のような商品があります。

 

 

どれも同じですね。下記の動画は、女性が一番上の資生堂のベビーパウダーを使って、おでこの汗を止める方法について紹介しています。

 

ベビーパウダーでおデコの汗を抑える(๑°⌓°๑)


 

化粧を塗ってから、ニベアを塗ってから、という下地を作ってからベビーパウダーを使うと、より効果が高いということですね。それでは、この商品の説明を見てみましょう。

 

あせも、ただれ、おむつかぶれ、股ずれを防ぎ、赤ちゃんの肌をすこやかに保ちます。

 

あくまでも、ベビーパウダーの名の通り、赤ちゃんに優しい美容品ということですから、汗を止めるというよりは、『あせもやかぶれを防ぐ』ことが目的とされています。

 

 

もちろん、この動画の女性のようにおでこの制汗対策として使ったり、胸の谷間や、様々な部位に使うことで、制汗剤としての役割も果たしてくれますが、注意したいのは『ワキガ対策に特化した商品ではない』ということです。

 

先生

『ワキガ対策に特化した商品ではない』ものをワキガ対策として使用しても、その効果を多くは得られないよね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ベビーパウダーは汗を止めるというよりは、『あせもやかぶれを防ぐ』ことが目的。

デオドラント剤は?

また、下記の記事に書いたように、

 

 

下記のような制汗剤は、

 

※写真サイズが大きく表示される場合があります

 

加齢臭や体臭対策にはうってつけであり、24時間殺菌効果が続くというのが画期的なのですが、それが『ワキガに効く』かというと、必ずしもそうではありません。

 

 

この記事にも書きましたが、ワキガのニオイを消すためには直接塗り込むクリームや、ロールオンタイプが有効だとされています。『気になる口臭・体臭・加齢臭』にはこうあります。

デオドラント剤と上手に付き合おう

 

(省略)ワキガではないけれど、ワキの汗や汗臭さを抑えたい場合は、スプレータイプ、パウダータイプなど、さっぱりとしたサラサラ感のあるものがおすすめです。急な発汗には、ふきとりシートタイプで対応しましょう。殺菌作用の強いタイプは、皮膚のかぶれや黒ずみの原因となります。多汗からくるニオイ対策には、制汗作用の高いものを選ぶほうがよいでしょう。

 

一般的にスプレータイプのデオドラント剤には、アポクリン腺の汗を抑制する効果はあまりありません。ワキガ臭には抗菌殺菌作用が強く、皮膚に直接塗るロールオンタイプやスティックタイプ、クリームタイプなどのほうが効き目があります。

 

従って、スプレータイプの制汗剤では、ワキガにはあまり有効ではありません。そこにまとめた『種類別デオドラント剤の概要』をここでも載せます。

 

種類別デオドラント剤の概要

スプレータイプ ワキガではないけれど、ワキの汗や汗臭さを抑えたい場合。
パウダータイプ ワキガではないけれど、ワキの汗や汗臭さを抑えたい場合。
ふきとりシートタイプ 急な発汗を抑えたい場合。
殺菌作用の強いタイプ 皮膚のかぶれや黒ずみの原因となるので注意が必要。
ロールオンタイプ アポクリン腺の汗を抑制する効果があり、抗菌殺菌作用が強い。
スティックタイプ アポクリン腺の汗を抑制する効果があり、抗菌殺菌作用が強い。
クリームタイプ アポクリン腺の汗を抑制する効果があり、抗菌殺菌作用が強い。

 

ベビーパウダーは、ここで言う『パウダータイプ』に該当し、デオドラント剤で言うところのスプレータイプと同様の効果しかないということがわかります。

 

 

ですから、ワキがではないけれど、ワキの汗や汗臭さを抑えたい、という人に対しては有効ですが、『ワキガに有効ではない』ということになりますね。

 

 

先生

ワキガに有効なものがあるんだから、あえてベビーパウダーを使う必要っていうのはないよね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ワキガのニオイを消すためには直接塗り込むクリームや、ロールオンタイプが有効。
  • ベビーパウダーはワキガには有効ではない。

汗腺類を強制的に塞いで汗を止めるデメリット

では、『やらないよりはやった方がいい』のかというと、これはケースバイケースです。こうしたデオドラント剤は、汗腺類を強制的に塞いで汗を止めるので、それによって体調不良を引き起こす人もいます。

 

『気になる口臭・体臭・加齢臭』にはこうあります。

デオドラント剤を上手に使うコツは、『部分的』『短時間』の使用にとどめておくということです。デオドラント剤によって広い範囲の汗腺がふさがってしまうのが心配です。広範囲に長時間、塗ったままにしておくのはやめましょう。

 

つまり、ベビーパウダーも含め、汗腺類を強制的に塞いで汗を止めるこうしたデオドラント剤は、『部分的』『短時間』の使用が推奨されていて、あまり常時使用することはおすすめされません。

 

 

『気になる口臭・体臭・加齢臭』にはこうあります。

とくに、エアコン完備のような環境にいると、本来の働きを忘れた汗腺に老廃物や角質が溜まり、汗をかいたときに、これらの不純物も一緒に排出してしまうのです。

 

良い汗、悪い汗、ということについては下記の記事に書きましたが、

 

 

あまり無理に汗を止めてしまうと、汗腺の力が弱ってしまい、汗腺に老廃物や角質が溜まり、汗をかいたときに、これらの不純物も一緒に排出してしまうのです。その不純物がニオイの原因となるので、あまりそうした『悪い汗』をかかないような生活習慣を送りたいわけです。

 

ワキガ体質の人の場合は、そんなことよりもとにかくニオイを対処したいので、ワキガグッズを使って汗を強制的に止める選択肢を選ぶのは仕方ありません。しかし、そうではない人がベビーパウダーを使って、常日頃から汗腺に蓋をし、汗を無理矢理止めるということをしていると、それが原因で『悪い汗』をかくようになり、ニオイの原因を作ってしまう可能性があります。

 

先生

そもそもこれらのグッズであまり汗腺類を強制的に防ぐのはよくないんだね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • デオドラント剤を上手に使うコツは、『部分的』『短時間』の使用にとどめておくということ。
  • ベビーパウダーは汗腺類を強制的に塞いで汗を止めるリスクがある。

どうせ使うならロールオンタイプのデオドラント剤

また、ワキガ体質の人の場合であっても、その『悪い汗』をかくリスクを取ってでもニオイを止めたい、ということであれば、ベビーパウダーを使うよりも、上に挙げたようにロールオンタイプやクリームタイプのデオドラント剤を使った方がいいですよね。

 

 

私もわきに無駄に汗をかいていると思ったので、ロールオンタイプのデオドラント剤を使ってみたのですが、どうもつけている間は体調が悪かったですね。確かに普段よりも汗もニオイも抑えられているのですが、『汗が強制的に抑えられている』という感覚が、どこか違和感があり、体調がすぐれませんでした。私は敏感な方なので、よりそう感じやすかったということもあったでしょう。

 

 

この記事に、汗は体温調節のために、必要だからかき、もし必要ない水分だと判断した場合、汗ではなく尿として出るので、汗を気にして水分をとらないのは危険だということを専門書を通して書きました。

 

また、『体臭・多汗の正しい治し方』にはこうあります。

エクリン腺の役目は何か?

 

(省略)防寒具であり、日傘の役割もしていた体毛が退化して、それこそ丸裸になった人間は、寒さには衣類を着ることによって対処し、熱さに対しては、エクリン腺からの発汗によって、体温を平均36.5~37.2℃というきわめて狭い範囲に一定にさせることで対処するようになりました。

 

このような発汗を温熱性発汗といいます。いわゆる汗っかきといわれる人は、この温熱性発汗が盛んに行われるためなのです。これはむしろ、生体のホメトスターシスを維持するためのものであり、生理的な多汗で、けっして病的はものではありません。

 

ホメトスターシス(ホメオスタシス。恒常性)
生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。

 

つまり、汗をかかないと人間のこの『恒常性』が保てず、体調がおかしくなってくるのは自然な現象です。下記に書いたような塩化アルミニウム剤も、汗が出る穴を結晶でフタをするわけですが、こうしたものも全て含めてデオドラント剤というものは、あくまでも『部分的』『短時間』の使用が推奨されているんですね。

 

 

ですから、どうしても夏場で人に会い、ニオイをまき散らしたくない状況を避けられないとか、そういうときだデオドラント剤を使い、それ以外の一人でいる場合等は、あまりそうしたものは使用しない方がいいと言えます。例えば今回のようなテーマで考えた場合でも、

 

ベビーパウダーくらいなら軽いからいいか

 

と考えがちですが、『汗が出る穴にフタをする』ということは同じですから、あまり常時そうしたもので汗を無理矢理止めることはやめた方がいいでしょう。それよりも、下記の記事に書いたように、

 

 

『汗ワキパット』や、『インナー』を駆使して常に清潔にする方が健康的で効果的です。

 

  • STEP.1
    汗ワキパットを装着する
     インナーも通気性のいいものを着る
  • STEP.2
    汗をかく
     
  • STEP.3
    ふきとりシートタイプで汗を拭きとり、殺菌・消臭をする
     
  • STEP.4
    汗ワキパットを変える
     インナーも変える
  • STEP.5
    繰り返し
     

 

ですね。この方が自然に汗もかけるし、汗をかいたらその都度清潔な状態にリセットできます。その分の手間も荷物も増えますが、それについての考え方は、下記の記事を見て参考にしてください。

 

 

先生

ベビーパウダーが激安だっていうならわかるけど、別にそうでもないからね!これをワキガ対策として使うのはあまり推奨できないね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • どうせ使うならロールオンタイプのデオドラント剤がいい。
  • 汗をかかないと『恒常性』が保てず、体調がおかしくなってくる。