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毛深い体質はワキガになりやすい?テストステロンとワキガ

毛深い体質はワキガになりやすい?

そうとは断言できません。

しかし、毛深いということはテストステロンが多いということになる可能性があり、そうなると結果的にワキガ臭を発生しやすい体質になる可能性はあります。

先生

毛深い人の中にも体臭が少ない人は大勢いるよ!誤解しないようにね!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

毛深い人はワキガになりやすい?

 

下記の記事に書いたように、

 

 

テストステロンのはたらきとして挙げられるのは、

 

  • 男性特有の筋肉質な体のラインにする
  • 性欲を高める
  • 皮脂の分泌を促す
  • 体毛の発育を促す

 

ということで、これを考えると、 『毛深い=テストステロンの量が多い』ということになります。従って、毛深い人がワキガになりやすいというのは、あながち的を外していません。なぜなら、テストステロンのはたらきに『皮脂の分泌を促す』というものがありますよね。これがワキガの原因物質となるからです。

 

ちなみに、テストステロンの量が多く、毛深く、皮脂の分泌量が多いからということは、『薄毛』の理由にはなりません。『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。

頭皮の皮脂があまり多いと脱毛症状を起こすこともありますが、これはAGAとは別の症状です。テストステロンには体毛やひげなどの『毛を生やす』作用もありますが、皮脂が多いというだけで薄毛になるということではないのです。

 

しかし、ワキガの原因にはなってしまうんですね。

 

先生

皮脂が多いとワキガの原因になるんだね!毛深い=皮脂の分泌が多い=テストステロンの量が多い、っていうことだから、懸念はあるんだね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『毛深い=テストステロンの量が多い』ということになる。
  • テストステロンの量が多いと皮脂の分泌がよく促される。
  • 皮脂はワキガの原因。

テストステロンの量が多いと皮脂が多く分泌される

ではここで、ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    アポクリン汗腺からアポクリン汗が出る
     
  • STEP.2
    脂肪分やたんぱく質等が皮膚にある細菌に分解され腐敗臭を放つ
     
  • STEP.3
    皮脂腺からの皮脂が加わり更にニオイが強まる
     
  • STEP.4
    エクリン汗によってわき全体にニオイが広がる
     
  • STEP.5
    わき毛にからまりニオイが発散される
     
  • STEP.6
    ワキガ臭が放たれる
     

 

このようにして『皮脂腺からの皮脂』は、ワキガの原因となりますので、皮脂が人一倍い多い人は、ワキガ臭を発しやすいと言えます。毛深いということは、それだけテストステロンの量も多く、ということは同時に脂性であるということも意味します。

 

 

更にその体毛ですが、体毛が多く、かつ密集しているということは、細菌が繁殖しやすい環境が整っていることを意味しますし、もし『わき毛も多い』となれば、ニオイ発散装置も人一倍稼働していることになりますから、

 

  • 毛深いということは同時に皮脂の分泌量も多い
  • 毛が多いと細菌が繁殖しやすい
  • ニオイ発散装置のわき毛も多い

 

ということで、そうでない人と比べるとかなりワキガ臭を発しやすい状態にあると考えられます。

 

先生

もし毛が多く、皮脂の分泌量も多いようであれば、『ワキガ臭を悪化しやすい体質』だと言っていいだろうね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 皮脂が人一倍い多い人は、ワキガ臭を発しやすい。
  • 毛が多いと細菌が繁殖しやすく、ニオイも発散しやすい。

毛深いということはアポクリン汗腺や皮脂腺が多い

更に、『ワキガはたった30分で完治します!』にはこうあります。

毛深いとワキガになる?

 

(省略)ワキガは性ホルモンが活発に働き始める思春期から見られるようになり、性ホルモンの働きがより活発になる10代後半から30代に多くなります。つまり、ワキガと性ホルモンはかなり密接な関係があるわけです。毛深い人は性ホルモンが活発に働いているので、ワキガの可能性も大きいと考えられます。

 

毛深いということは、毛根が多いことを示しており、それはアポクリン汗腺や皮脂腺が多いことを意味します。

 

ここで出てきたのは、『毛深いということは、毛根が多いことを示しており、それはアポクリン汗腺や皮脂腺が多い』というキーワードですね。つまり、

 

  • 毛深いということは同時に皮脂の分泌量も多い
  • 毛が多いと細菌が繁殖しやすい
  • ニオイ発散装置のわき毛も多い
  • 毛深いということは同時に毛根が多く、アポクリン汗腺や皮脂腺が多い

 

ということで、ますますワキガ臭を発しやすい体質であることが考えられるのです。下記の記事に書いたように、

 

 

『体臭・多汗の正しい治し方』にはこうあります。

わき毛はワキガと関係あるか

 

(省略)性的興奮時には、エクリン戦からの精神性発汗が加わることによって、アポクリン腺は薄められ、毛を伝わって、においをより遠くまで拡散していたのです。この点からいえば、ワキガの治療の第一歩は、においの発散装置でもあるわき毛を剃り除くことからはじまる、ということです。

 

ワキガの治療の第一歩は、においの発散装置でもあるわき毛を剃り除くことからはじまるわけですから、毛というものはなるべく少ない方がいいのです。ワキガ臭の原因であるアポクリン汗が出るアポクリン汗腺は、

 

  • わきの下
  • 外陰部
  • 乳首の回り
  • おへその回り
  • 耳の中
  • 肛門のまわり

 

に存在していますから、特にこのあたりの毛は少ない方がいいですね。ただ、もし『ワキの下以外からはワキガ臭はしない』ということであれば、別にその毛を処理する必要はありません。ましてや、このアポクリン腺が存在しない部位の体毛を剃る必要もないということになります。

 

 

先生

毛根が多いと、アポクリン汗腺や皮脂腺も多いということだけど、『そういう傾向がある』ということだね!言ったようにワキガじゃない人も大勢いるから!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 毛深いということは、毛根が多いことを示しており、それはアポクリン汗腺や皮脂腺が多い。
  • ワキガの治療の第一歩は、においの発散装置でもあるわき毛を剃り除くことからはじまる。

体毛の役割

では、自然に生えてきた体毛を無理に剃ることについては、デメリットはないのでしょうか。『レーザー治療による安心脱毛』には、『体毛の役割』について、こうまとめています。

 

  1. 体を保護する
  2. 触覚機能を持っている
  3. 異性の挑発にもなる
  4. 太陽光線を吸収する

 

 

体毛にはこのような役割があり、これを無理やりに剃ることで、このあたりの問題を悪化させてしまうような気がしますね。しかし本は、このすべてに対し、『現代ではもうこれらの機能は必要ない』としています。

 

1.体を保護する

昔は衣服に使用されていた繊維が硬かったが、現代では通常肌触りのいい布地が衣服に使用されていて、肌を傷めてしまうことはない。

 

 

2.触覚機能を持っている

頭髪の場合は長く、硬いので、ものが触れると比較的察知しやすいといえるが、体毛全体でいえば、生体防御につながるほど鋭敏ではない。

 

3.異性の挑発にもなる

はるか昔はわき毛や陰毛は異性を呼び寄せる手段の一端を担っていたが、二足歩行になり、バストが成長し、嗅覚や聴覚から視覚でものごとを判断するようになり、毛から発生されるワキガ臭は今や『悪臭』と解釈される。(特にアジア人)

 

人種別ワキガ体質の割合

  • 黒人:100%
  • 白人:80%
  • 日本人:10~15%
  • 韓国、朝鮮人:5%

 

 

4.太陽光線を吸収する

現代では衣服が皮膚をカバーしているので、体毛の果たす役割はそれほど大きくない。従って、特にニオイのするアポクリン腺が多い部分を、ニオイ対策として脱毛しても、それによるデメリットは少ないと考えられます。

 

先生

脱毛は今の時代、行ってもそこまでデメリットはないよ!鼻毛は異物の混入を防ぐ役割があるけどね!ワキなら大丈夫!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ニオイのするアポクリン腺が多い部分を、ニオイ対策として脱毛しても、それによるデメリットは少ない。

多毛症とは

また、ただ単に毛深いということではなく、多毛症である場合についても考えていきましょう。多毛症とは、体毛の生えるところに硬い毛が異常に多く生えたり、普通は生えないところに生えている場合を言います。多毛は大きく分けると、

 

  • 無性毛型多毛症(ハイパートリコーシス)
  • 男性化型多毛症(ハーシュティズム)

 

の2種類に分類されます。

 

無性毛型多毛症(ハイパートリコーシス)

局所性のものと全身性のもの、また先天性のものと後天性のものとがあります。

 

  1. 局所性無性毛型多毛症
  2. 漸新世無性毛型多毛症

 

男性化型多毛症(ハーシュティズム)

女性の男性化型多毛症とでもいうもので、男性ホルモンの一種であるテストステロンの過剰分泌が主な原因です。女性の場合、色々とホルモンバランスを崩しやすい特性を持っていますから、それによってこのような多毛症に陥ることもあるということですね。その他にも、

 

  • 月経異常
  • 糖尿病
  • 声の男性化
  • 皮膚の滑らかさの現象
  • 筋力量の増加
  • 血圧の上昇
  • 巨大クリトリス症

 

等、様々な問題を引き起こします。ただし、ほとんどが軽度なものなので、深刻なものではありません。

 

先生

youtubeで検索したらチューバッカのように顔中が毛だらけの人の映像を見ることができるよ!
できるよ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 様々な多毛症の症状を確認する。

その他の多毛症

  1. 生理的男性化型多毛症
  2. 突発性男性化型多毛症
  3. 副腎性男性化型多毛症
  4. 卵巣性男性化型多毛症

 

最初の2つは妊娠時や閉経後、あるいは思春期などのホルモンバランスが崩れやすいときに見られる症状です。最後の2つは先天性なもの、あるいは卵巣腫瘍などの疑いがあり、専門医の指導が必要です。これらの多毛症は、先天性のものでない限り、

 

  • 一過性である
  • 腫瘍等を取り除けば直る

 

等の特徴を持っていて、治す術があります。『レーザー治療による安心脱毛』ではこの多毛症は、

 

  • 男性ホルモンのテストステロンの増加

 

が主な原因であると挙げていて、やはりここにもテストステロンというキーワードが出てきています。やはり、『毛深い=テストステロンの量が多い』という図式は間違いなさそうですね。

 

 

ただ、私の知人には、10代の頃から全身が毛むくじゃらのような体毛が濃い人がいましたが、彼はワキガではありませんでしたし、体臭もきつくありませんでした。したがって、ここに挙げた例はあくまでも原則的な話であり、100%確実なことではありません。また、下記の記事に書いたように、

 

 

薄毛治療に効果的な薬として、

 

  • フィナステリド
  • ミノキシジル

 

という成分がありますが、これは元々血管拡張剤として開発されていた中で、『体毛が濃くなるという副作用』が現われて、それで方向転換をしてできたものです。また、ミノキシジルはフィナステリドと違って、特に女性の方が効果が得られやすい傾向にあるのですが、女性が5%溶液を使うと体毛も濃くなる可能性があります。

 

薄毛の人にとっては体毛が濃くなることは嬉しいのですが、『頭髪以外の部分の体毛』が濃くなることは望まないわけです。ミノキシジルは『外用』なので患部にしか塗布しませんが、フィナステリドやデュタステリド等の『内服』によって、『頭髪以外の部分の体毛』が濃くなった場合、

 

体毛が濃くなった=ワキガ臭を放つようになった

 

ということはあるでしょうか。当然それは、『アポクリン腺』の量と質という基本的な要素の有無が関係してくるので、多毛症や突発的な体毛の増加というだけで=ワキガになるということはないということですね。

 

先生

体毛が多いということだけの理由でワキガだと決めつけるのはよくないね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 多毛症や突発的な体毛の増加というだけで=ワキガになるということはない。