ココロとカラダのメンテナンスをしよう。

ワキガとタバコの関係は?禁煙することで得られるメリットとは

ワキガとタバコの関係は?

タバコを吸ったからといってワキガになるということはありません。

しかし、タバコは体臭の原因と言えますので、ワキガ臭を悪化させる原因となると言えます。

先生

タバコでアポクリン腺は増えないからね!ワキガになるということはないよ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

タバコを吸うとテストステロンが増加する

 

ワキガとタバコについては、下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。

 

 

今回はまた違った角度からタバコとワキガの関係について書いていきます。『最後に読む育毛の本』にはこうあります。

なぜ髪は抜けてしまうのか

 

まず薄毛で悩む人の多くは男性型脱毛症(AGA)ですが、主な原因は4つあります。

 

『男性ホルモン』『酵素』『遺伝』『年齢』

 

前述しましたが、髪の毛根には5-αリダクターゼという酵素が存在します。血流に乗って流れてきた男性ホルモンのテストステロンは、この酵素の作用によりジヒドロテストステロンに変化します。これが薄毛の元凶である『5α-DHT(ジヒドロテストステロン)』と呼ばれる脱毛因子です。

 

ここで出てきたポイントはこうです。

 

タバコが髪の毛に与える影響
  • ニコチンが血管を収縮させる
  • 髪に栄養分がいきわたらずに髪が抜けやすくなる
  • 喫煙がテストステロン、DHT等、多くの男性ホルモンを増加させる

 

ここで注目したいのは、『喫煙がテストステロン、DHT等、多くの男性ホルモンを増加させる』というところですね。これが何を意味するかと言うことは、以下の記事を読んだ時にわかります。

 

 

テストステロンのはたらきとして挙げられるのは、

 

  • 男性特有の筋肉質な体のラインにする
  • 性欲を高める
  • 皮脂の分泌を促す
  • 体毛の発育を促す

 

ということです。ということは、喫煙をするとテストステロンが増加する可能性があるわけで、この太字の部分、『皮脂の分泌が多くなって、体毛の発育が促される』可能性が高くなるのです。ではここで、ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    アポクリン汗腺からアポクリン汗が出る
     
  • STEP.2
    脂肪分やたんぱく質等が皮膚にある細菌に分解され腐敗臭を放つ
     
  • STEP.3
    皮脂腺からの皮脂が加わり更にニオイが強まる
     
  • STEP.4
    エクリン汗によってわき全体にニオイが広がる
     
  • STEP.5
    わき毛にからまりニオイが発散される
     
  • STEP.6
    ワキガ臭が放たれる
     

 

皮脂があると細菌によってワキガ臭になる可能性が増え、体毛があるとニオイが外に拡散される可能性が増えます。従って、タバコを吸うとこうしたテストステロンの増加によって併発するリスクを考えても、ワキガ臭を悪化させる可能性があるのです。

 

先生

皮脂と体毛が増えてしまうと、ワキガ体質の人がワキガ臭を悪化させることにはなるね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • タバコを吸うとテストステロンが増加し、皮脂と体毛に影響を与え、ワキガ臭を悪化させる可能性がある。

自律神経を乱して発汗しやすくなる

また、下記の記事にも書きましたが、

 

 

『脳とカラダの不思議 (にちぶんMOOK)』にはこうあります。

タバコを吸うと落ち着くのは、なぜ?

ニコチンをアセチルコリンと勘違いする脳

 

タバコを吸うと、気分が落ち着くとか頭がすっきりしてやる気が出る、とよくいわれるが、これはタバコに含まれるニコチンの効能によるものである。

 

ニコチンは、記憶や学習に関係の深い情報伝達物質のアセチルコリンと似かよった分子構造をもっている。そのため、受容体はニコチンをアセチルコリンだと勘違いし、結合させてしまうのだ。ちなみにアセチルコリンは、やる気を出させる物質ともいわれる。

 

体内で生成されたアセチルコリンは酵素によって分解されるが、ニコチンは分解されないため、受容体に長くとどまり、アセチルコリンよりも強い刺激を脳に与え続ける。これによりドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなどの働きも活発になっていく。タバコを吸うと頭がスッキリしたように感じるのはこのためだ。

 

しかし、喫煙を続けていると、アセチルコリン受容体の感度は徐々に下がっていく。いきなり禁煙した場合、ニコチンの手助けを失ったアセチルコリンは思うように働けない状態に陥る。これがイライラや集中力低下に繋がるため、なかなか禁煙できないのである。

 

タバコを吸うとニコチンを摂り入れることになります。そして、ニコチンをアセチルコリンと勘違いした脳が、報酬系物質であるドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなどを放出します。その報酬系物質のせいで『タバコを吸うとスッキリする』とか、『ストレスを解消できる』と感じるわけです。

 

 

しかし、 喫煙を続けていると、アセチルコリン受容体の感度は徐々に下がっていくので、アセチルコリンがある種のニコチン依存状態となり、タバコがないとイライラしたり、集中力が保てず、またタバコを吸ってしまうわけです。

 

  • STEP.1
    タバコを吸う
     ニコチンを摂り入れる。
  • STEP.2
    ニコチンをアセチルコリンと勘違いした脳が、報酬系物質を放出
     ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニン等。
  • STEP.3
    そのおかげで『ストレスを解消できる』等の感想を抱く
     
  • STEP.4
    しかし、喫煙を続けていると、アセチルコリン受容体の感度は徐々に下がっていく
     
  • STEP.5
    アセチルコリンがある種のニコチン依存状態となり、タバコがないとイライラする
     あるいは集中力が保てない
  • STEP.6
    またタバコを吸ってしまう
     

 

これで喫煙中毒が完成するということなんですね。この喫煙中毒はある意味、麻薬中毒と同じです。麻薬を乱用したときも脳内にドーパミン等の報酬系物質が大量に放出されます。乱用者はその多幸感が忘れられず、また何度も麻薬に手を出してしまうんですね。

 

スイーツでもそうです。同じように脳内に報酬系物質のドーパミンが放出されます。太るのはわかっていてもやめられない。ある種の麻薬依存症なんですね。

 

『大人のための図鑑 脳と心のしくみ』にはこうあります。

依存症とは

 

(省略)おもな依存物質には、覚醒剤、麻薬、アルコール、ニコチンなどがあげられる。こうしたものは嗜好薬物と呼ばれ、繰り返し摂取するとやめられなくなる。

 

物質依存になると、快楽を求めて摂取を我慢できなくなる精神的依存や、薬物を体内に入れないと体のバランスを崩す身体的依存、薬物を増やし続けないと効果がなくなる耐性といった症状が現れる。

 

ニコチン依存は立派な依存症だと言えます。このようにして、『精神的快楽と安定を求めてタバコを吸う』結果、逆に精神不安定となり、自律神経失調症を患ったりしてストレスを感じるようになります。自律神経とは、

 

  • 交感神経
  • 副交感神経

 

の2つの神経のことです。このバランスが崩れるということですね。

 

  • 交感神経が優位=緊張、不安
  • 副交感神経が優位=リラックス

 

ですから、体に負荷がかかり、あるいはストレスがかかると交感神経が優位になります。すると、発汗しやすくなり、あるいは良質な睡眠ができなくなるんですね。詳しくは以下の記事にまとめましたので、併せてご確認ください。

 

 

  • STEP.1
    タバコを吸う
     ニコチンを摂り入れる。
  • STEP.2
    勘違いのおかげで『ストレスを解消できる』等の感想を抱く
     
  • STEP.3
    しかし、そのうちタバコがないとイライラする体質になる
     あるいは集中力が保てない。
  • STEP.4
    自律神経が乱れ、発汗しやすくなる
     あるいは快眠ができずに、更に交感神経が優位になりがちになる。
  • STEP.5
    ワキガ臭を放ちやすくなる
     

 

ということなのです。つまりタバコを吸うと、それだけが体臭の原因になるだけじゃなく、

 

  • テストステロンの増加に繋がり、皮脂と体毛を増やし、ワキガ臭を悪化させる
  • 喫煙によって自律神経が乱れやすくなり、ワキガ臭を悪化させる

 

という観点からも、体臭の原因となる可能性があるのです。

 

先生

自律神経が整ったり、ストレスが和らぐ印象があるけど、それは錯覚であり、一時的だから、やっぱり喫煙は良くないんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • タバコを吸うと自律神経を乱して発汗しやすくなる。

百害あって一利なし

それだけじゃなく、タバコは万病の元ですからね。百害あって一利なしです。

 

  • 口臭
  • 体臭
  • ニキビ
  • 鬱病
  • アトピー

 

のリスクも上げますし、血行不良によって、

 

  • 頭痛
  • 腰痛
  • 肩こり
  • 眼精疲労
  • ED

 

などを引き起こすリスクも上げ、更には、ありとあらゆる病気の原因となります。喫煙は、一昔前までは当たり前のことでした。しかし、2013年に公開されたスタジオジブリの映画『風立ちぬ』で喫煙シーンが多く描かれると、日本禁煙学会がスタジオジブリに要望書を送付しました。

 

「風立ちぬ」喫煙シーンで騒動


 

スタジオジブリとしては、時代背景を考えてそのままのことを描写しただけなのですが、それだけ現代社会では、喫煙をすることがタブー視されてきているということがわかります。いつの日か子供がこの時代を振り返り、

 

なぜこの時代の人たちは、体に悪い煙なんか吸ってたの?

 

と大人に問う日が来ることでしょう。

 

先生

タバコを吸うことがステータスだという時代があったけどね!ある種、流行のようなものだったかもしれないね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • いつの日かタバコを吸っていた時代を不思議がるときがくる。