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ワキガと加齢臭の違いとは

ワキガと加齢臭の違いは?

ワキガはアポクリン腺と細菌が原因で、加齢臭はそうではありません。

パルミトオレイン酸と過酸化脂質が反応して酸化・分解され、ノネナールが発生することが原因です。

先生

アポクリン腺があるかどうかが大きなポイントだね!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

ワキガと加齢臭は違う

 

ワキガと加齢臭は違います。ワキガはアポクリン腺が原因ですが、加齢臭は分泌される皮脂が原因です。また、ワキガ臭は老人であっても発生します。ただし、そのニオイは若い人のニオイと比べると、少しニオイの強さは落ちると言っていいでしょう。下記の記事に年齢別のワキガ発症率を書きましたが、

 

 

それを見てもわかるように、ワキガ臭というものは、

 

30~60代まではニオイがきつくなる条件が整いやすい時期

 

だと言えます。それには、

 

  • 食生活
  • 皮脂の分泌量
  • アポクリン腺の分泌量

 

が関わっています。まず食生活ですが、高齢になるほど脂っこいものは食べられなくなります。若い時は肉ばかり食べていても、年を取ると徐々に薄味を好むようになります。もちろんすべての人がそうではありませんが、往々にしては、そういう傾向にあります。

 

 

実は、ワキガにとってはその食生活の改善がとてもいいのです。ではここで、ワキガ臭が発生する原因と流れを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    アポクリン汗腺からアポクリン汗が出る
     
  • STEP.2
    脂肪分やたんぱく質等が皮膚にある細菌に分解され腐敗臭を放つ
     
  • STEP.3
    皮脂腺からの皮脂が加わり更にニオイが強まる
     
  • STEP.4
    エクリン汗によってわき全体にニオイが広がる
     
  • STEP.5
    わき毛にからまりニオイが発散される
     
  • STEP.6
    ワキガ臭が放たれる
     

 

ワキガ臭というのはまずアポクリン腺の数がどれだけあるかということに尽きるのですが、その次に重要なポイントが、皮脂と細菌です。細菌は、皮脂が多く分泌される体質ほどよく好んで繁殖されますから、皮脂がよく分泌される脂性の人は、ニオイが出やすい傾向にあるんですね。

 

先生

皮脂と細菌ということで言えば、ワキガ臭も加齢臭も同じなんだけど、アポクリン腺からのアポクリン汗があるかどうかだよね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ワキガはアポクリン腺が原因だが、加齢臭は分泌される皮脂が原因。

皮脂を増やす高脂肪食品

では、『カロリーSlism』で様々な栄養素を調べてみましょう。まずは若い人が好むような欧米食です。

 

カツ丼の栄養素

エネルギー 795キロカロリー
たんぱく質 24.33g
脂質 26.12g
炭水化物 107.15g
参考 カツ丼 - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

ピザの栄養素

エネルギー 474キロカロリー
たんぱく質 22.62g
脂質 21.54g
炭水化物 46.55g
参考 ピザ - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

カツカレーの栄養素

エネルギー 1099キロカロリー
たんぱく質 26.74g
脂質 47.09g
炭水化物 134.71g
参考 カツカレー - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

このピザも中身や食べる量によっては簡単に1000キロカロリーを超えますからね。また、注目するべきなのはカロリーよりも『脂質』です。全て20g以上あり、カツカレーなどは47gありますね。

 

 

成人で一日に必要な摂取量は『55g』ですから、この時点ですでにギリギリの量です。これに加え、もう2食するわけですから、すぐに超えてしまいますね。更に間食をする人なんて、尚のこと危険です。

 

ホットケーキの栄養素

エネルギー 644キロカロリー
たんぱく質 14.64g
脂質 20.33g
炭水化物 101.33g
参考 ホットケーキ - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

クレープの栄養素

エネルギー 566キロカロリー
たんぱく質 6.45g
脂質 39.76g
炭水化物 45.52g
参考 クレープ - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

チョコレートパフェの栄養素

エネルギー 829キロカロリー
たんぱく質 10.03g
脂質 55.92g
炭水化物 72.27g
参考 チョコレートパフェ - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

チョコレートパフェなんかもうこれだけで一日の必要摂取量を超えてますからね。しかも人間というものは一度に大量に栄養を摂取してしまうと、どうしてもそれを『貯蔵庫』に回してしまうものなのです。その貯蔵庫は『脂肪』ですね。お腹の脂肪でもどこの脂肪でも、それらは飢餓に備えるための『貯蔵庫』ですから、もし実際に飢餓に直面することになれば、痩せている人よりも生存率は高くなります。

 

 

しかし、そんなことはほぼあり得ませんからね。現代においては、脂肪はただの『余計な荷物』であり、体も会社も、『余分な脂肪』をそぎ落とし、『筋肉質な体型』にしていくことが求められています。

 

会社の場合は『使えない社員』のことですね。言い方は厳しくなりますが、そのような『給料泥棒』に経費を回すよりも、もっと合理的な方法がある、ということが、会計の最適化において必ず考えることになる原則的な戦略です。

 

とにかく、一度にあまり摂りすぎると貯蔵庫に回ってしまうので、いくら55gといっても、一度に摂るよりも、3回に分けた摂った方が吸収率がいいのです。従って、

 

18g×3食=54g

 

という具合に、一度の食事で摂る脂質は18g程度に抑えた方がいいのです。先ほどの欧米食は、すべて20gを超えていますからね。ちなみに大食いができる体質の方は下記のように大量にマクドナルドを食べても太りませんが、普通の体質の人がこれをしたら大変なことになります。

 

【大食い】マクドナルド [ 期間限定] テキサスバーガー×5, ベーコンポテトパイ×10, 15ピースチキンナゲット など8005kcal【木下ゆうか】| Yuka [Oogui]


 

このように、食生活が若者が好きそうな欧米食から、高齢者が好む『和食系』にシフトされると、皮脂の分泌量にも影響が出てきます。

 

先生

ジューシーなものは往々にしてヘルシーではないからね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 皮脂を増やす高脂肪食品を確認する。
  • ジューシーなものはヘルシーではない。

加齢による生活習慣の変化はニオイも変化させる

例えば、『ざるそば』の栄養素を見てみましょう。

 

ざるそばの栄養素

エネルギー 275キロカロリー
たんぱく質 12.24g
脂質 1.44g
炭水化物 53.7g
参考 ざるそば - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

 

脂質『1.5g』ですよ。これはすごいですね。欧米食の20分の1の脂質しかありません。この他にも、魚や総菜など、脂質が低い食事はたくさんありますが、年を取ると胃がもたれたりするのでそうした食事を好むようになり、自然と体の脂性は下がっていきます。

 

 

先ほどの記事にも書いたように、『1分間に皮膚1センチ×1センチの範囲で、どのくらいの皮脂が出るのか』というデータは以下のようになりますが、

 

  • 10代=2.5
  • 20代=5
  • 30代=7.5~8
  • 40代=6~7.5
  • 50代=6

※単位は1000分の1グラム

 

皮脂の分泌は30代が一番多く、それ以降は徐々に下がってきます。60代以上の皮脂の分泌については書いていませんが、この数値はそうした背景も手伝って、年齢ごとに下がっていくことになるわけですね。また加齢臭ですが、下記の記事に書いたように、年齢別『年齢臭』の概要は以下のようになります。

 

 

年齢別『年齢臭』の概要

ニオイの呼称(通称) ニオイの原因物質
30代男性 加齢臭 ペラルゴン酸
30~40代の男性 ミドル脂臭 ジアセチル
40代以降の男女 加齢臭 ノネナール

 

つまり、『加齢臭は厳密に言うと年齢臭であり、年齢によってニオイの原因は違う』ということですね。今回のテーマである『老人』は、この表にはない50~80代ほどのことを指すわけですが、年を取るほどアポクリン腺の分泌量が減る事実を考えても、老人になると加齢臭もワキガ臭も出にくい体質になるということが言えます。

 

各年齢臭が発生する原因と流れ

発生の流れ
ペラルゴン酸 皮脂が酸化して発生する。
ジアセチル エクリン汗から出る乳酸が細菌に分解され、発生する。
ノネナール パルミトオレイン酸と過酸化脂質が反応して酸化・分解され、発生する。

 

老人になると、

 

  • 食生活
  • 皮脂の分泌量
  • アポクリン腺の分泌量

 

が変化しますからね。その変化は、加齢臭やワキガ臭といったニオイの部分で考える分には、『良好な方向』に変化すると言っていいでしょう。ただし、冒頭の記事にも書いたように、

 

  • 更年期障害を患う
  • 食生活を改めない

 

ということがあれば、また事情は変わってきます。更年期障害になると自律神経に乱れが出ますから、それで交感神経が優位になりがちになると、発汗に繋がり、それがワキガ臭を発生しやすくなる原因となることもあります。

 

 

また、私の祖母は90歳で、毎日菓子パンや出来合いの弁当等の、欧米食にも等しい食事を食べていますが、このような食生活を続けていると心身にいい影響は与えません。

 

 

『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。

食事とうつ病

 

食べ物とその人がもつ感情のレベル(ムード)にも密接な因果関係があります。あなたが食べている物、そして食事の取り方、あなたの心の持ち方が、感情に影響することは明白です。

 

食べ物の栄養と化学物質(自然の食べ物と、合成の汚染物質と添加物)は、脳の機能と神経伝達物質のレベルに影響し、そしてこれが鬱や不安症、疲労、不眠症などに結びつきます。食べ物への反応、すなわちアレルギー、過敏症もまたエネルギーのレベル、感情のレベル(ムード)精神能力に影響します。

 

そうした出来合いの食事には添加物人工甘味料等の有害物質が含まれています。そうした食事は何らかの理由によって『やむを得ず』入れているものであり、心身の健康を第一に考えて入れているものではありません。従って、そのような食事を続ければもちろん、心身に悪影響を与えることになります。アルコールやタバコだって同じ考え方ですね。

 

 

私の祖母はワキガではありませんが、口から『ひどい大便のニオイ』がして、思わず母から言ってもらったほどです。体臭は家族しか言えないことですからね。

 

あの口臭で孫(ひ孫)をだっこしたら、子供は正直だから嫌がられる。だから治すべきだ。

 

と言いました。老人になると、体の水分もなくなりがちで、熱中症にもかかりやすくなりますし、唾液がなくなって口臭も出やすくなります。

 

 

確かに老人になると、基本的には体臭は抑えられるのですが、死に近づいているということもあって、もちろんその他の様々な部分で障害が起こります。最後には皆等しく命を終えますが、

 

  • 食事
  • 運動
  • 睡眠
  • 排泄(解毒、デトックス)
  • ストレス

 

5大要素を最適化すれば少しでも健康に生きていくことができます。寿命の考え方は人それぞれですが、もしニオイが気になるということであれば、これらの最適化をすることが必要不可欠ですね。

 

先生

5大要素の重要性は計り知れいないからね!加齢臭やワキガ臭を抑えるためにも最適化は避けて通れないね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 加齢臭は厳密に言うと年齢臭であり、年齢によってニオイの原因は違う。
  • 加齢による生活習慣の変化はニオイも変化させる。