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睡眠不足とワキガには何の関係がある?寝不足が引き起こす自律神経の乱れ

睡眠不足とワキガには何の関係がある?

寝不足になると、自律神経が乱れ、交感神経が優位になりがちになります。

自律神経は、副交感神経を優位にするように努める必要がありますので、交感神経が優位になることによって、発汗しやすくなり、ワキガ臭を出しやすくなります。

 

また、『新陳代謝』も重要なカギとなります。新陳代謝は十分な睡眠によって得られますので、悪いものを体内に滞らせることは、すべての問題において悪影響を与えます。

先生

睡眠不足は大きな問題だね!これは多分、多くの人が思ってる以上に重要な問題だよ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

睡眠不足で自律神経が乱れる

 

睡眠不足によって自律神経が乱れると、発汗しやすくなります。するとワキガ臭が外に発散しやすくなるので、睡眠はしっかりととる必要があります。下記の記事に書いたように、

 

 

『ササッとわかる「SAD 社会不安障害」 あがり症の治し方 (図解 大安心シリーズ)』にはこうあります。

睡眠不足は『緊張状態』を作り出しやすい

 

SADの人は激しい動悸や赤面・震えといった体の反応を感じると、それを意識して、さらに緊張感が増すという悪循環の中にいます。こういった体の緊張状態は、睡眠不足によって引き起こされやすくなります。

 

セロトニン量が低下しているSADの人は、交感神経が緊張しやすいため、夜間の睡眠の質も低下しがちです。質のよい睡眠がとれないと、副腎皮質ホルモンやアドレナリン、ノルアドレナリンといった脳内物質が放出されますが、このホルモンは危険を感じて逃げるときや戦うときに分泌されるホルモンと一緒です。

 

つまり睡眠不足になると、戦ったり逃げたりする時にドキドキしたり震えたりさせるホルモンが多量に分泌されることになるわけで、そうなると身体がおのずと緊張状態に入ってしまうのです。

 

つまり、こういうことですね。

 

  • STEP.1
    睡眠不足になる
     良質な睡眠がとれない。
  • STEP.2
    副腎皮質ホルモンやアドレナリン、ノルアドレナリンといった脳内物質が放出
     
  • STEP.3
    身体がおのずと緊張状態に入る
     交感神経が優位になる。
  • STEP.4
    発汗しやすくなる
     

 

交感神経と副交感神経については下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。

 

 

そこに書いた『交感神経系と副交感神経系の働き』から『発汗』についてを抜粋すると以下のようになります。

 

交感神経系と副交感神経系の働き

交感神経優位 身体 副交感神経優位
促進↑ 発汗 減少↓

 

交感神経が優位になると、発汗が促進されるんですね。従って、睡眠不足によって自律神経を乱し、交感神経が優位になりやすい体になることは、結果的にワキガ臭を外に発散しやすくなってしまいます。

 

先生

たかだか睡眠不足って思うかもしれないけど、無駄に食欲が出てドカ食いしたり、本当に色々と異常なことになるんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 睡眠不足によって自律神経を乱し、交感神経が優位になりやすい体になることは、結果的にワキガ臭を外に発散しやすくなる。

セロトニンという脳内物質

 

その睡眠不足は、セロトニンという脳内物質の低下によって引き起こされる場合があります。

 

  • STEP.1
    セロトニン量が低下
     
  • STEP.2
    交感神経が緊張しやすくなる
     
  • STEP.3
    睡眠の質が低下
     

 

ですね。つまり、もしセロトニン量が低下した場合は、それだけでも交感神経が緊張しやすくなるのです。それが更に睡眠の質も低下させ、悪循環を生み出します。

 

  • STEP.1
    セロトニン量が低下
     
  • STEP.2
    交感神経が緊張しやすくなる
     
  • STEP.3
    睡眠の質が低下
     
  • STEP.4
    交感神経が緊張しやすくなる
     発汗しやすくなる

 

ですね。従って、もしセロトニンの量に問題がある場合は、ここを何とかしなければ悪循環から抜けることはできません。ただし、もしその原因が、

 

  • あがり症(SAD)
  • 鬱病

 

等の精神病であった場合はその改善は容易ではありません。『ササッとわかる「SAD 社会不安障害」 あがり症の治し方 (図解 大安心シリーズ)』にはこうあります。

SADの人はセロトニン量が低下している

 

SADに深く関わっているのが、脳内で分泌されるセロトニンという物質です。セロトニンは、不安や恐怖を抑えて心の平静を保つ働きをしますかが、SADでは、このセロトニン量が低下してしまっていると考えられています。SADの患者にセロトニン量を安定させる薬を飲んでもらうと、症状が劇的に改善することからも、SADの症状にセロトニンが関係することがわかります。

 

また、『うつとはこんな病気です―症状と治し方』にはこうあります。

神経伝達物質が減少する

 

(省略)うつ病は、このセロトニンとノルアドレナリンが減少してしまった状態だというのが、現在有力になっている説です。やる気を伝達する物質が少なくなってしまったからやる気が起きなくなった、と考えるとわかりやすいでしょう。神経伝達物質が減る原因は、過度のストレスによることが多いといわれています。けれども、神経伝達物質は増やすことができ、その役割を担うのが抗うつ薬なのです。

 

このセロトニンの分泌量が不安定な人は、あがり症やうつ病といった病気になりがちになります。そして、このセロトニンは『薬』を用いて量を安定化させるぐらいのことをしなければならないこともあるんですね。

 

 

それがSSRI等の『選択的セロトニン再取り込み阻害薬』です。要は、『セロトニンの濃度を常に濃くしていたい』わけですが、うつ病やあがり症といった不安定な状態にある人は、このセロトニンの濃度が薄くなってしまう傾向があります。この、薄くなる働きを阻害したいんですね。その、阻害する為の薬を服用するわけですね。

 

  • STEP.1
    何らかの原因でセロトニン量が低下
     脳内でセロトニン濃度が薄くなる
  • STEP.2
    SSRI等の『選択的セロトニン再取り込み阻害薬』を服用
     セロトニン濃度が薄くなる働きを阻害する
  • STEP.3
    脳内のセロトニン濃度が安定する
     

 

ということですね。うつ病になった人の実に9割が不眠で悩むと言われていますが、やはりセロトニン濃度と睡眠は密接に関係していると言えるのです。

 

 

先生

セロトニンって言ったら、知っている人は喉から手が出るほど欲しい脳内物質だね!これが出ていれば精神が安定するんだから!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • セロトニン濃度と睡眠は密接に関係している。

メラトニンという脳内物質

そこには、『メラトニン』という睡眠リズムに大きく影響する脳内物質が関係してきます。セロトニンはそのうちこのメラトニンに変わっていくのですが、そのメラトニンが睡眠の質に大きく関わっているんですね。したがって、セロトニンがなければこのメラトニンも作られず、良質な睡眠ができないということになるのです。

 

  • STEP.1
    セロトニン量が安定する
     
  • STEP.2
    メラトニンに変化する
     
  • STEP.3
    メラトニンのおかげで良質な睡眠ができる
     

 

セロトニンという脳内物質の量は、人間の生活リズムに大きく影響を与えるということがわかりますね。今回は、あがり症やうつ病の勉強ではないので『薬』については省きます。薬の投与をしなくても改善する通常の精神状況にある人が読む前提で書いていきましょう。

 

先生

全ては繋がっているんだ!だから睡眠不足を侮ってはいけないよ!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • セロトニンという脳内物質の量は、人間の生活リズムに大きく影響を与える。

L-トリプトファンという物質

実は、薬を投与しなくても『L-トリプトファン』という成分を摂り入れれば、それが体内でセロトニンに合成されるんですね。

 

  • STEP.1
    L-トリプトファンを摂る
     
  • STEP.2
    体内でセロトニンが合成される
     
  • STEP.3
    セロトニンがメラトニンに変化する
     
  • STEP.4
    メラトニンのおかげで良質な睡眠が得られる
     
  • STEP.5
    日中が活動的になりセロトニンが増える
     
  • STEP.6
    精神安定の基盤となる
     

 

そのL-トリプトファンが含まれている食材は、

 

  • ピーナツ
  • アーモンド
  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • ゴマ
  • チーズ

 

 

等です。したがって、これらの食材を摂り入れるようにしていけば、この問題を解決に近づけることができます。しかし、実はそれだけではだめです。『ササッとわかる「SAD 社会不安障害」 あがり症の治し方 (図解 大安心シリーズ)』にはこうあります。

3つの栄養素をバランスよく摂ることが大切

 

セロトニン生成に必要なL-トリプトファンは体内で合成されないため、食事によって摂取する必要がある。このトリプトファンがビタミンB6と結びつき、セロトニンが合成される。ブドウ糖はトリプトファンを脳まで効率よく運び、セロトニン生成を支える。

 

つまりこういうことです。

 

  • STEP.1
    L-トリプトファンは体内で合成されないため食事から摂取
     
  • STEP.2
    トリプトファンがビタミンB6と結びつきセロトニンが合成される
     
  • STEP.3
    ブドウ糖がトリプトファンを脳まで効率よく運ぶ
     

 

従って、

 

  • L-トリプトファン
  • ビタミンB6
  • ブドウ糖

 

の3つの栄養素をバランスよく摂ることが求められるのです。L-トリプトファンだけではだめなんですね。それに、ヨーグルトはいいのですが、牛乳やチーズというのはたんぱく質が豊富ですから、これを過剰摂取するとワキガ臭の原因となりかねません。

 

 

下記の記事に書いたように、

 

 

バナナは、その3つの栄養素をバランスよく含んだ最高の『セロトニンフード』となります。記事に書いたように『身土不二』の考え方がありますから、バナナを食べる際は記事を見てその時期の最適化をしましょう。

 

先生

体内で合成されないわけだから、食事がどれだけ心身にとって重要な要素かっていうことがわかるよね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • L-トリプトファンは体内で合成されないため食事から摂取する。
  • トリプトファンがビタミンB6と結びつきセロトニンが合成される。

睡眠は新陳代謝を促す

睡眠はその他にも『新陳代謝』を考える際に絶対に欠かせない要素となります。『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。

毎日十分に睡眠をとることで肌がスムーズに再生する

 

肌は、表皮の基底層で生まれ、上に押し上げられていき、古いものがアカとしてはがれます。この肌の再生リズムをターンオーバーといいます。ターンオーバーは、睡眠中に行われます。昼間、起きて活動しているとき、血液は脳に多く集まり皮膚にはあまり行き届きません。しかし睡眠中には脳の活動が休止し、皮膚や内臓などに血液が行き渡るのです。

 

睡眠は一日最低6時間はとるべきだと推奨されています。私も基本的には7時間以上はとりたい派なのですが、たまに強引に徹夜をする日々を続けたりすると、やはりニキビができます。面白いくらいにそのタイミングにできますね。

 

 

そして、30歳を過ぎていますからターンオーバーも鈍っていますので、色素沈着によってニキビ跡になることが増えてしまいました。これは仕方ないことですね。腹が立ちますが、最終的には人は必ず老化して、死にます。それを避けて通ることはできませんからね。

 

やはり、この新陳代謝を考えたとき、ワキの下にある『古くていらないもの』はこれによってどんどん消えていくべきですよね。しかし、睡眠不足になって新陳代謝が悪くなると、ワキの下の皮膚環境も当然『古くていらないもの』が滞り、それが細菌のエサとなってニオイに繋がる可能性があるのです。

 

  • STEP.1
    アポクリン汗腺からアポクリン汗が出る
     
  • STEP.2
    脂肪分やたんぱく質等が皮膚にある細菌に分解され腐敗臭を放つ
     
  • STEP.3
    皮脂腺からの皮脂が加わり更にニオイが強まる
     
  • STEP.4
    エクリン汗によってわき全体にニオイが広がる
     
  • STEP.5
    わき毛にからまりニオイが発散される
     
  • STEP.6
    ワキガ臭が放たれる
     

 

ですからね。そういった理由からも、睡眠不足はワキガ臭の原因となるので必ず改善すべき問題です。もちろん、鬱病やあがり症の話も出ていたように、ワキガ以外の様々な問題を引き起こす重大な問題ですので、軽く見ないようにしましょう。

 

 

先生

睡眠不足によって免疫力が鈍ると、病気に罹りやすくなるよ!免疫力は警備隊だからね!その力が弱まっちゃうわけだから!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 睡眠は『新陳代謝』を考える際に絶対に欠かせない要素。
  • ワキの状態改善を考えただけでも、新陳代謝が鈍ることは避けたい。
  • 睡眠は一日最低6時間はとるべき。