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ニキビが痒い時の対策は?掻いてもいいの?

ニキビが痒い時は掻いてもいいの?

いいえ。

ニキビを触ってしまうと、ばい菌がついてしまってニキビを悪化させることになる場合があります。掻いてしまうと更にニキビは炎症してしまうので、NGです。

先生

この間僕もニキビができて痒くなったけど、我慢して寝たら自然につぶれてて治癒が進んでたよ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

なぜニキビが痒くなるのか

 

ニキビ

ニキビが痒くなるときがあります。そういう時は、いくつか確認すべきことがあります。それが、

 

  • ニキビを悪化させる生活習慣をしていないか
  • 皮脂や膿が出そうになって皮が張っているのではないか
  • 赤ニキビまで炎症が進んでいるかどうか
  • 基本的にニキビは触ってはいけない

 

ということです。

 

ニキビを悪化させる生活習慣をしていないか

まず、ニキビができる原因を見てみましょう。

 

ニキビができる原因(内因性)

 

ニキビができる原因(外因性)

 

その他

 

ニキビは一つの原因によって発症するわけではないので、このすべての要素を最適化することが求められます。ニキビが痒くなるというときは、もしかしたら炎症がひどくなっている可能性があります。ということは、『ニキビを悪化させる生活習慣』を送っている可能性があり、それを改善する必要があります。下記の記事にそれぞれの対策をまとめましたので、『全て』最適化しましょう。

 

008.ニキビ 口周り 原因 対策
009.ニキビ 顎 原因 対策
010.ニキビ 頭皮 痛い 原因 対策

003.ニキビ 原因 運動不足 関係
004.ニキビ 原因 タバコ 関係 禁煙対策(角質細胞間脂質)

011.ニキビ 敏感肌 予防 対策
012.ニキビ 乾燥肌 予防 対策(セラミド系全一覧)

 

もし、やるべきことが相当あるという感想を抱くようであれば、『それだけ間違っていた』ということです。上の記事を読まずとも、

 

自分には当てはまらないなあ

 

と思う人はいるわけですからね。適度な運動をしていてタバコを吸わない。食事も考えているし、ホルモンバランス自律神経が乱れるようなことはしていないということであれば、特に最適化する必要はないからです。ですから、やるべきことが多いと思う人は、むしろそれだけ『ニキビ対策がある』という事実を喜んでもいいですね。

 

これだけやったらきっとニキビは治るぞ!

 

と前向きな気持ちで取り組むことができるでしょう。例えば、『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』にはこうあります。

間違った洗顔をしていませんか?

 

(省略)たとえば、朝起きたとき、冷たい水道水でピシャピシャと顔の表面をなでるだけといった洗顔をしていませんか。ノーメイクのときも濃いメイクをしたときも同じような洗い方をしていませんか。あるいは、洗顔ブラシやナイロンタオルでゴシゴシと肌をこすっているのではないでしょうか。遅い時間に帰宅して、めんどうくさいから顔を洗わずに寝てしまうことがよくあるという人もいるかもしれません。

 

このような方法では、どんなに高価な化粧品を使ったとしても意味がありません。きれいになるどころか、、ニキビは次々とできるでしょうし、でこぼこしたニキビ痕をいくつも作ってしまいかねません。

 

つまり、

 

  • 冷たい水道水でピシャピシャと顔の表面をなでるだけといった洗顔
  • ノーメイクのときも濃いメイクをしたときも同じような洗い方をしている
  • 洗顔ブラシやナイロンタオルでゴシゴシと肌をこすっている
  • 遅い時間に帰宅して、めんどうくさいから顔を洗わずに寝てしまうことがよくある

 

という事実に当てはまるような人は、『洗顔方法』というだけで、すでにニキビを悪化させる生活習慣が身についているということになります。正しい洗顔をするためには、以下の6つのポイントを押さえることが必要です。

 

  1. ぬるま湯のお湯を使う
  2. メイクや汚れなどをしっかり落とす
  3. 余分な皮脂を取り除く
  4. シャワーを利用するなど、きれいな水で洗顔料を洗い流す
  5. ゴシゴシこするなど、強い刺激を加えない
  6. 清潔なタオルを使用する

 

このうちのいずれかを怠っている場合は、無意味な刺激、皮脂の増加等の理由により、ニキビの原因、あるいはニキビが悪化する原因を作っていることになります。例えばぬるま湯についてですが、そうすることによって皮膚が温められ、毛穴が開き、毛穴の中にある余分な皮脂も出ていきやすくなります。

 

ニキビ

また、古くなった角質も柔らかくなり、はがれやすくなるんですね。しかし、冷たい水を使うと毛穴が収縮するので、余分な皮脂が毛穴の中に詰まったままになりがちですから、それはニキビの原因となるのです。

 

022.洗顔

 

ではここで、思春期にニキビができる原因と流れを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    第二次性徴期を迎えて性ホルモンのバランスが大きく乱れる
     
  • STEP.2
    男性ホルモンの分泌が盛んになる
     
  • STEP.3
    皮脂腺が増大して皮脂が多く分泌される
     
  • STEP.4
    洗顔不足によって毛穴に皮脂が詰まるとコメドが形成される
     
  • STEP.5
    常在菌『アクネ桿菌』が皮脂によって増殖し、コメドが炎症する
    『白ニキビ』の段階。 

 

なぜ思春期のケースを持ちだすかというと、ニキビができる原因というのは複雑であるからして、一例を出すことしかできないからです。ここではわかりやすく思春期にニキビができる原因と流れを載せました。注目は『洗顔不足によって毛穴に皮脂が詰まるとコメドが形成される』という部分ですね。まさにそういうことなのです。

 

001.思春期ニキビ 原因(ホルモンバランスの乱れ)

006.ニキビ 毛穴汚れ 原因 対策方法(イオン100倍)(酵素洗顔)

 

ただ、『メイクや汚れなどをしっかり落とす』という部分は、実はとても奥が深い話になってしまいます。先ほどの乾燥肌の記事にも書きましたが、『バカがつける化粧品―あなたの素肌は、20代で乾燥肌、30代で小ジワ、40・50代でカサカサ・シワシワ (危険警告!Books)』にはこうあります。

乾燥肌の責任は化粧品にある!

 

皮脂と角質細胞間脂質、皮膚のバリアを形成するこの二つの脂が水分の蒸発を防いでいるのですから、これらの脂を洗浄したら皮膚の水分が蒸発して逃げてしまうのは仕方ありません。皮膚は水分を失って乾燥肌になるのも当たり前です。

 

記事にはこの部分を引用しました。実は、この前に記載されているのが、こういう内容なのです。

落ちないメイクが洗浄剤を強化していく

 

(省略)とにかく化粧品業界はクレンジングの洗浄力を高めてきました。しかし、洗浄力を強くすると皮脂も一緒に流されてしまいます。後述しますが、それをごまかすのがクレンジングオイル。こうして女性の皮脂や角質内の脂質が極端に減少したため、今度は皮膚に含まれている水分が蒸発して外部に逃げてしまうようになったのです。

 

つまりこういうことですね。

 

  • STEP.1
    シリコン樹脂等で出来た『汗で落ちない化粧品』等が登場
     
  • STEP.2
    それらの落ちないメイクを落とすために、強いクレンジング剤が必要
     
  • STEP.3
    洗浄力を強くすると皮脂も一緒に流される
     
  • STEP.4
    皮膚は水分を失って乾燥肌になる
     あるいは、皮脂が過剰分泌されニキビの原因となる。
  • STEP.5
    乾燥肌が原因でニキビになる
     

 

乾燥肌が原因でニキビになる理由は記事をご覧ください。しかしとにかくこのようにして、『メイクや汚れなどをしっかり落とす』ということは考えることがいくつかあるということなのです。そもそも、使っている化粧品自体が間違っている可能性があります。そのせいでニキビを生み出す悪循環を生み出している可能性があるのです。

 

綺麗になるはずの化粧を追及して、美肌を失う結果になる。これではまるで、『木を見て森を見ず』ですね。ついつい肌のきれいな有名人が広告塔になっている化粧品を使いたくなるのが人間心理というものですが、もしそれだけの理由で化粧品を選んでいるということであれば、ニキビが悪化する等の現象が起きても、つじつまが合います。

 

018.スキンケア
019.化粧水
020.保湿 クリーム
022.洗顔
024.乳液
037.ニキビ メイク
048.ニキビ フェイスパック

 

先生

例えばこの『化粧品の真実』を考えたとき、それがニキビや痒み(悪化等)の原因になっているかもしれないからね!
うーむ、深い!

ハニワくん

この章のまとめ
  • まずニキビを悪化させる生活習慣をしていないかを確認する。

皮脂や膿が出そうになって皮が張っているのではないか

また、ニキビが痒いということは、『皮脂や膿が出そうになって皮が張っている』というだけの可能性もあります。私も何度も経験がありますが、ニキビに痒みが出たときは、往々にして鏡を見ると、皮脂や膿が皮を突き破りそうになるくらい、目で確認できるところまで浮き上がってきています。

 

そういうときは、お風呂に入るなどしてから毛穴を開き、周りを指で押すとプツンと皮脂や膿が出てきます。潰してしまえばもう皮は突っ張りませんから、痒みが収まります。では、ニキビというのは潰してもいいのでしょうか。

 

『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。

専用の器具などを使って上手に『コメド』を押し出す

 

『ニキビをつぶすと痕が残る』と思っている人は多いでしょう。しかし、ニキビの出来初めに上手につぶせば、かえってきれいに治ることがあります。

 

ポイントは、爪で押すと雑菌が入るので、コメドプッシャーという専用器具か、綿棒を2本使ってはさんで押し出すということです。ニキビをつぶすときはとにかく清潔に、そして無理にやらないということです。

 

 

私は10代の頃に無理矢理ニキビや吹き出物を爪で押して出す癖があり、口唇ヘルペス等、ニキビ以外の吹き出物を全部出そうとしたことさえあります。結果は、ニキビだけは強引な方法で何とか成功し、口唇ヘルペスなどは悪化してしまいました。(絶対にやめましょう…)

 

ニキビ

口唇ヘルペスは処方されてもらえる飲み薬の『バルトレックス』か、以下の『アクチビア』などの軟膏で治すことができます。

 

 

ニキビはそうして治ったのですが、それは10代の頃の話でしたね。30代になってから同じようにやろうとしても、ただ痛いだけで、赤く腫れあがり、なかなか中身が出てきません。

 

おかしいな

 

と思って更に強く押すのですが、10代の頃はなんとか絞り出せたのに、結局そのまま絞り出せず、ただただニキビを強く刺激させ、炎症させてしまったという結果になりました。『美容皮膚科医が教える 美肌をつくるスキンケア基本ルール (PHPビジュアル実用BOOKS)』にはこうあります。

加齢とともに肌が硬くなりシミができやすくなるのはなぜ?

 

肌は表皮のターンオーバーによって定期的に生まれ変わることで、若々しさを保っています。基底層で表皮細胞が生み出され、角化してはがれ落ちていくまでの期間は、20代で約28日間です。ところが、加齢とともにこの速度は遅くなり、40代では約40日かかるといわれています。

 

(中略)また、肌の再生が遅くなるためにシミが残り、ニキビなどができても治りにくくなるのです。

 

ターンオーバー
肌の新陳代謝。

 

年齢とともにターンオーバーの速度も抗酸化力も落ちてきます。ですから、10代のように体にムチを打ってしまうと、その代償を大きく払うことになってしまいます。そういう事実からも人というものは慎重かつ賢明な選択肢を選ぶようになり、大人になっていくのではないでしょうか。『取り返しがつかないことがある』事実を淡々と受け入れることで、地に足ついた自立した人間になるのかもしれません。

 

ニキビ

 

また、私が『皮脂や膿』としたのは、その二つは別物だからです。『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』には、『ニキビの進行プロセス』として、以下の4段階を挙げています。

 

1.ニキビのでき始め

余分な古い角質が表面からはがれることができなくなり、徐々に角質層が厚くなり毛穴をふさいでしまい、皮脂が外に出ることができなくなり、皮脂腺の中に溜まり始める。

 

2.白ニキビ

毛穴が閉じている状態で皮脂が溜まったニキビ。肌の表面に白いポツポツとしたふくらみができる。

030.白ニキビ 原因 予防方法

 

3.黒ニキビ

毛穴が開いてその中に皮脂と古い角質とが交じり合った汚れが詰まった状態。

029.黒ニキビ 原因 予防方法(ビタミンACE(エース)、中身)

 

4.赤ニキビ

ニキビが悪化すると毛穴の中に溜まった皮脂に細菌が繁殖し、皮膚が炎症を起こしてニキビの表面が赤く見える状態。これがさらに悪化すると膿を持ち始める。

015.赤ニキビ 原因 治し方 予防方法(ニキビの進行プロセス、白~赤ニキビ)(様々なニキビ対策まとめ)

 

※参照『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』

 

コメドというのは皮脂が毛穴に詰まった状態で、膿が詰まった状態のことは『膿疱(のうほう』、あるいは『膿腫』と言います。この2つがあるということは、そこにあるのは赤ニキビということになります。

 

基本的に、つぶしていいのは『白ニキビ』です。つまり、押し出していいのは『皮脂』ですね。『膿』は、無理矢理押し出すことは推奨されていません。 『ようこそ!私のニキビクリニックへ―さあ、お入りください。ニキビ完治への最後のドア…』にはこうあります。

膿腫

 

皮膚の深部に出来るもので、結節ともいいます。硬いしこりになっとり、押さえると痛みがあります。表面に出来る膿疱に比べると、治るのに時間がかかります。膿疱や膿腫の段階でいじってつぶすと、ニキビ痕を残してしまいます。

 

つまり赤ニキビまで炎症が進んでしまった場合は、無理にいじることはタブーとされています。しかし、それでもそのニキビから膿が出そうになり、皮が突っ張って痒くなることがあるのです。

 

そういう場合は、ちょっと周りを指で押すだけで膿が出てきますから、どちらにせよ枕で寝返りをうったりすれば潰れるわけで、だとしたらお風呂場で膿を出してしまった方が清潔な処理ができるのです。間違っても『無理矢理』だすことがないようにしましょう。ニキビ痕が残る覚悟があるなら別ですが。

 

034.ニキビ 潰す 治り 早いケース

050.ニキビ 芯 取る 治療 対策方法

 

先生

コメドプッシャーを使って押しても中身が出ない場合は、『まだ出すべき時期じゃない』っていうことだね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『皮脂や膿が出そうになって皮が張っている』場合は痒くなる。
  • 皮脂と膿は別物。
  • 基本的に、つぶしていいのは『白ニキビ』。

赤ニキビまで炎症が進んでいるかどうか

今言ったように、赤ニキビまで炎症が進んでいる場合は無理に触ってはいけません。『ニキビのことならまかせなさい』(光文社)にはこうあります。

第3期のニキビーばい菌が暴れだしているー

 

この時期になると、毛嚢の奥にすみついて静かに暮らしていたニキビ菌が、詰まった脂をエサにして活発に活動をはじめ、周囲の毛嚢にもばい菌が広がっていきます。また、いつも肌の表面に住んでいて何も悪さをしない常在菌と呼ばれるばい菌までもが、皮膚表面から毛嚢へ侵入してきます。

 

このように、ばい菌が大挙してやってくるため、ニキビは感染症を起こして、ぶつぶつのふくらみが赤く大きくはれます。かゆみや痛みも出てきます。ニキビ菌をはじめとするばい菌が、詰まった脂をエサにして仲間を増やし、本格的に暴れだしたのです。

 

かゆみや痛みが出てくるとありましたね。つまり、ニキビが痒いということは赤ニキビまで炎症が進んでいる可能性があるので、むやみに触ってはなりません。詳しくは下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。

 

015.赤ニキビ 原因 治し方 予防方法(ニキビの進行プロセス、白~赤ニキビ)(様々なニキビ対策まとめ)

 

先生

赤ニキビは正直避けなければならない状態だからね!そうなる前に予防が大切だったんだ!
うーむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 赤ニキビまで炎症が進んでいる場合は、むやみに触ってはならない。

基本的にニキビは触ってはいけない

また、基本的にはニキビは触るべきではありません。ですから、痒みがあったとしても触わらないようにすることが大切です。それについては下記の記事に詳細を書きましたので、併せてご確認ください。

 

005.ニキビ 触る 癖 悪化 対策

 

しかし、どうしても痒くてたまらないという場合は、皮膚科で診てもらうようにしましょう。状況は様々ですから、あなたにあった最適な治療法を指示してくれますので、素人判断で何かをするよりもよほど効果を期待できます。

 

ニキビ

やはり、『ニキビを薬で治す』というよりも、『ニキビができない生活習慣を送る』ことが何よりも重要なことです。これを機に生活習慣を見直し、そうならないように努めることで、今回の経験は『勉強代』としての代償だと考えましょう。

 

先生

皮膚科やクリニックでは、赤ニキビも潰して治療してくれることがあるよ!やっぱり中身を出した方が治りが早いから、プロにやってもらおう!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 基本的にニキビは触ってはいけない。
  • どうしても痒くてたまらないという場合は、皮膚科で診てもらう。