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赤ニキビができる原因は?『治す』よりも『予防』に力を入れるべき…だった?!

赤ニキビができる原因は?

ニキビが悪化すると毛穴の中に溜まった皮脂に細菌が繁殖し、皮膚が炎症を起こしてニキビの表面が赤く見えるようになります。

これがいわゆる『赤ニキビ』です。こうなる前に予防することが求められています。

先生

赤ニキビができる前に予防することが何よりも大事なんだ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

赤ニキビは『最終段階』

赤ニキビというのは、ニキビの段階では『最終段階』の位置づけになる状態です。『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』には、『ニキビの進行プロセス』として、以下の4段階を挙げています。

 

1.ニキビのでき始め

余分な古い角質が表面からはがれることができなくなり、徐々に角質層が厚くなり毛穴をふさいでしまい、皮脂が外に出ることができなくなり、皮脂腺の中に溜まり始める。

 

2.白ニキビ

毛穴が閉じている状態で皮脂が溜まったニキビ。肌の表面に白いポツポツとしたふくらみができる

ニキビ

030.白ニキビ 原因

 

3.黒ニキビ

毛穴が開いてその中に皮脂と古い角質とが交じり合った汚れが詰まった状態。

029.黒ニキビ 原因

 

4.赤ニキビ

ニキビが悪化すると毛穴の中に溜まった皮脂に細菌が繁殖し、皮膚が炎症を起こしてニキビの表面が赤く見える状態。これがさらに悪化すると膿を持ち始める。

 

※参照『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』

 

人によっては、赤ニキビの次の段階を説明する人もいます。

 

5.黄ニキビ

炎症が進み、毛穴の周囲の組織が破壊され、ダメージが真皮にまで及ぶため、ニキビ痕になる。

※参照『ニキビちゃんこそ美人になれる』

 

『黄ニキビ』ですね。しかし往々にして赤ニキビというものは、ニキビの最終段階と考える専門家が多いようです。例えば『ニキビのことならまかせなさい』(光文社)にはこうあります。

  • 第3期…ニキビが化膿し、赤くはれる。膿が溜まり、触ると痛い。
  • 第4期…痛みが取れたあとに残った赤みや色素沈着、デコボコしたニキビ痕の状態

 

031.ニキビ 茶色 シミ
002.ニキビ痕 消えない
047.ニキビ クレーター

 

とあります。第3期は『赤ニキビ』の説明ですよね。しかし第4期は『ニキビ痕』の状態ですから、黄ニキビについては触れていません。したがって、往々にして赤ニキビというものは、ニキビの最終段階と考えることが多いということですね。

 

とにかくニキビというものはなるべく『ニキビのでき始め』の段階で治したいということがわかりますね。ではここで、思春期にニキビができる原因と流れを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    第二次性徴期を迎えて性ホルモンのバランスが大きく乱れる
     
  • STEP.2
    男性ホルモンの分泌が盛んになる
     
  • STEP.3
    皮脂腺が増大して皮脂が多く分泌される
     
  • STEP.4
    洗顔不足によって毛穴に皮脂が詰まるとコメドが形成される
     
  • STEP.5
    常在菌『アクネ桿菌』が皮脂によって増殖し、コメドが炎症する
    『白ニキビ』の段階。 

 

なぜ思春期のケースを持ちだすかというと、ニキビができる原因というのは複雑であるからして、一例を出すことしかできないからです。ここではわかりやすく思春期にニキビができる原因と流れを載せました。

 

001.思春期ニキビ 原因(ホルモンバランスの乱れ)

 

注目したいのは『コメド』ですね。コメドができなければ、第1段階の『ニキビのでき始め』へは移行しないわけです。そして当然そうなれば、第2、第3と次のステージに進むことはありませんから、なるべく『第0段階』をキープしたいということがわかります。

 

先生

赤ニキビっていうのはニキビ痕になる可能性もあるから、何とかして避けたいんだね!予防に命を懸けよう!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 赤ニキビというのは、ニキビの段階では『最終段階』の位置づけになる状態。
  • 何よりも重要なのは予防。

どんな病気でも早期発見が望ましい

病気でもそうですよね。例えば癌の治療です。

 

大腸がんのステージ分類

ステージ0 がんが大腸の粘膜の中にとどまっている。
ステージ1 がんが大腸の壁の筋肉の層にまでとどまっている。リンパ節転移はない。
ステージ2 がんが大腸の筋肉の層の外にまで浸潤している。リンパ節転移はない。
ステージ3 リンパ節転移がある。
ステージ4 血行性転移(肝臓や肺への転移)や腹膜播種がある。

 

参照 https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/daicho/column/201304/529569.html

 

癌の治療は、ステージが早ければ早いほどいいですよね。他に転移したり、悪化してしまってうと最悪の場合は命を落とします。私の父親も肝臓がんで亡くなりましたから、よく知っていることです。

 

ニキビ

これで言うとステージ0はすでにがんが進行していますが、ここで考える『なるべく『第0段階』をキープしたい』というのは、『コメドを作らないような生活習慣を送りたい』ということになります。では一体そのためにはどうすればいいのでしょうか。ここで、ニキビができる原因を見てみましょう。

 

ニキビができる原因(内因性)

 

ニキビができる原因(外因性)

 

その他

 

ニキビは一つの原因によって発症するわけではないので、このすべての要素を最適化することが求められます。それが『第0段階』のキープにつながるわけですね。しかしそれは結構容易ではなく、例えば『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典 (基本の美容シリーズ)』にはこうあります。

ニキビの出来る理由は複雑

 

(省略)ニキビは必ずしも皮脂が多いからできるわけではありません。その証拠に、乾燥肌の人でも大人ニキビはできるのです。また、皮脂の少ない頬にだけできる人もいます。

 

(中略)ニキビの原因を知りたい気持ちはよくわかりますが、あまりにも複雑にからみあっているので、原因を簡単には特定できないケースが多いのです。ニキビが慢性化している人は、スキンケアだけでは治らないことがおおいので、皮膚科で早めに受診してください。

 

  • ニキビは必ずしも皮脂が多いからできるわけではない
  • 乾燥肌の人でもニキビはできる
  • 皮脂の少ない頬にだけできる人もいる
  • ニキビの出来る理由は複雑

 

と出てきましたね。コメドは皮脂詰まりであるからして、皮脂に注目してしまいがちですが、ニキビは必ずしも皮脂が多いからできるわけではないわけです。例えば下記の記事に書いたような、機械的刺激がその一つですね。

 

005.ニキビ 触る 癖 悪化 対策

 

むしろ、常に『第0段階』を一生キープし続けることができる人は、ごくごく稀だと言っていいでしょう。限りなくゼロに近いでしょうね。無意識に起きてしまう第二次成長期や、生理現象におけるホルモンバランスの乱れがあっても微動だにしない人が、そこにいるわけですからね。

 

ニキビ

そう考えると、無理に『第0段階』を意識するというよりは、『なるべく初期段階で治す』という考え方の方が自然かもしれません。

 

先生

人間の気分は天気なんかでも簡単に変わるし、流動変化するものだからね!常に最高の状態をキープし続けることはできないけど、なるべく意識するんだ!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • どんな病気でも早期発見が望ましい。
  • コメドを作らないような生活習慣を送りたい。

なるべく初期段階で治すためには

そうなってくると対処法も絞られてきますから、対策も取りようがあります。例えば下記の記事に書いたように、洗顔方法の最適化ですね。

 

ニキビ

014.ニキビ 痒い 対策 予防方法(洗顔方法)

 

正しい洗顔をするためには、以下の6つのポイントを押さえることが必要です。

 

  1. ぬるま湯のお湯を使う
  2. メイクや汚れなどをしっかり落とす
  3. 余分な皮脂を取り除く
  4. シャワーを利用するなど、きれいな水で洗顔料を洗い流す
  5. ゴシゴシこするなど、強い刺激を加えない
  6. 清潔なタオルを使用する

 

このうちのいずれかを怠っている場合は、無意味な刺激、皮脂の増加等の理由により、ニキビの原因、あるいはニキビが悪化する原因を作っていることになります。例えばぬるま湯についてですが、そうすることによって皮膚が温められ、毛穴が開き、毛穴の中にある余分な皮脂も出ていきやすくなります。

 

ニキビ

また、古くなった角質も柔らかくなり、はがれやすくなるんですね。しかし、冷たい水を使うと毛穴が収縮するので、余分な皮脂が毛穴の中に詰まったままになりがちですから、それはニキビの原因となるのです。

 

022.洗顔

 

運動不足についてもそうですね。運動不足でニキビが出来てしまうのは以下の2つの理由からです。

 

運動不足によってニキビができる原因

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 免疫力の低下

 

ホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰に分泌され、それをエサにしてアクネ菌が増殖し、コメドが炎症を起こす可能性があります。したがって、適度に運動をしていくことを心がける必要があります。

 

003.ニキビ 原因 運動不足 関係

 

タバコもダメですね。タバコというのは、

 

  • 活性酸素が発生する
  • 血管を悪くして肌に悪影響を与える
  • テストステロンが増加して皮脂を増やす
  • 不眠になる
  • 性ホルモンや成長ホルモンなどの分泌が抑制される
  • ビタミンCを浪費する
  • バリア機能の弱い肌になる
  • コラーゲン繊維の生産量を低下させる

 

というこれだけの理由で、ニキビと深く関係している有害物質なのです。こういう知識を一つずつ覚えていけば、初期段階でニキビを治療することができるわけですね。

 

004.ニキビ 原因 タバコ 関係 禁煙対策(角質細胞間脂質)

 

先生

すべてを最適化することは相当難しいけど、食事、運動、タバコ、睡眠とか、意識して改善できることはたくさんあるよね!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 理想の生活習慣のポイントを押さえる。

赤ニキビを完治させる方法はない?

正直、専門家の意見を見ても、『赤ニキビ』の段階の適切な対処法というのを正確に説いていません。例えば、『ニキビのことならまかせなさい』(光文社)にはこうあります。

第3期のニキビーばい菌が暴れだしているー

 

この時期になると、毛嚢の奥にすみついて静かに暮らしていたニキビ菌が、詰まった脂をエサにして活発に活動をはじめ、周囲の毛嚢にもばい菌が広がっていきます。また、いつも肌の表面に住んでいて何も悪さをしない常在菌と呼ばれるばい菌までもが、皮膚表面から毛嚢へ侵入してきます。

 

(中略)ニキビをひどく悪化させないためには、最悪でもこの時期のニキビを見逃さないことが大事です。これを見落としてしまうと、肌の抵抗力がどんどん弱っていき、皮膚の表面にいるブドウ球菌や大腸菌のような酸素を好む菌までもがニキビに感染し、複合汗腺という厄介なものを起こし、炎症が非常に重くなるからです。

 

などと、この後もズラズラと、赤ニキビがどれだけ重症なのかということについて書いてありますが、これという対策について書かれていません。あるいは、『赤ニキビの初期段階で治すことができるかどうか』ということについても触れていて、赤ニキビを悪化させるともう手遅れのような、それくらいの厳重注意がされています。

 

ニキビ

例えばその前の『第2期のニキビ(白、黒ニキビ)』の説明にはこうあります。

第3期にニキビを悪化させないためにも正念場といえるでしょう。

 

つまり、第2期の段階が正念場(一番の頑張りどころ)。したがって、もう赤ニキビにまで炎症してしまったら、あまり適切な対処法というものがないのです。ですからここで考えたように、『なるべく初期段階で治す』ということを意識し、普段からの予防が何よりも重要だということなんですね。

 

見るに堪えないくらい悪化してしまった場合は、皮膚科に行くのが一番です。素人判断で色々やるよりも、それが最善の選択肢となります。ただ、皮膚科に行かなくても赤ニキビの初期段階で生活習慣を改めることができれば、治療することはできます。私がそうでした。私はめったに赤ニキビになるまでニキビを悪化させないのですが、その時期、

 

  • 薬物乱用
  • 睡眠不足

 

といった条件を満たしてしまい、赤ニキビを作ってしまいました。薬物というのは、

 

  • 頭痛薬
  • 風邪薬
  • 抗アレルギー薬
  • 胃薬

 

等です。私は結構『早めに薬を飲む』習慣があり、風邪薬をよく飲みました。一日に何個も飲むことがあり、用法容量は無視していました。頭痛薬もそうです。ちょっと頭が痛くなればすぐに飲んでいました。そして、それで胃が荒れないように、胃薬を飲んでいました。

 

ニキビ

そうした薬物の乱用をかなり慢性的に長期間行い、そして、ゲームなどをしながら夜更かしをすることが多々ありました。その時期に、赤ニキビができました。普段そういうことがないから私にはすぐに心当たりがありましたので、すぐにその習慣をやめるようにしたのです。

 

薬も漢方薬のみにするようにし、夜更かしもやめるようにしました。遅くても1時までには寝るようにし、6~8時間の睡眠を確保するようにしました。すると、1週間ほどしてさっそく赤ニキビの炎症が落ち着いてきて、徐々にニキビが治ってきました。

 

実は、これは今この記事を書いているこの1か月前の話です。ちょうど1か月で、炎症を起こして、皮脂や膿を押し出すことさえできないくらい腫れた赤ニキビは、途中で膿を出しながら、かなり小さく収まってきました。まだ完全に治ってはいないのですが、『赤ニキビ』の名残はありません。

 

専門家が『赤ニキビの初期段階で治すことができるかどうか』がポイントだと豪語しているように、私もその初期段階ですぐに生活習慣を改めたことで、治癒が進んだのかもしれません。

 

先生

だけど赤ニキビになるまで炎症したら、高い確率でニキビ痕ができるからね!やっぱり一番大事なのが予防なんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 赤ニキビにまで炎症してしまったら、あまり適切な対処法というものがない。

何よりも予防が大切だった

『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典 (基本の美容シリーズ)』にはこうあります。

突然に見えるニキビもじつは段階を踏んできた

 

(省略)この、表面に見えていない時期からケアすること、すなわち『予防』が、ニキビケアの最重要事項。ニキビができてから、つまり噴火してしまってから治すのは、より大変になるからです。

 

癌もニキビも、あらゆる病気で一番大切なのは予防です。そして、最低でも『なるべく初期段階で治す』こと。取り返しのつかないことはあります。私の父が肝臓がんで亡くなったように、『そのステージまで行ったらもうやることは限られている』という事実がこの世にはあるということを理解したいですね。

 

少なくとも私は、それでニキビ痕を作ってしまい、一生の勉強になりました。ニキビ痕という代償を払いましたが、

 

いずれ老化して死ぬしな

 

と考え、勉強代として覚悟し、生活習慣を改めることにしました。もちろん、素人判断で勝手に諦め、悪化させて代償を払うよりは、皮膚科に行って適切な治療を受けることを検討しましょう。

 

ニキビ

『医師によるニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き完全治療マニュアル―ニキビは皮膚病の一種です!!』にはこうあります。

医師がすすめるドクターズ・コスメでホームケア

 

ニキビや若返りに効果的なビタミンC(高濃度、誘導体、イオン導入器)

 

(省略)ニキビに対しては、皮脂分泌の抑制による予防効果と、赤ニキビの炎症によってできる活性酸素を中和させて炎症を抑える効果があります。このビタミンCは不安定な物質なので、家で使えるように安定させて皮膚へ吸収させるためのいくつかの方法があります。高濃度のローションや、誘導体、イオン導入するための専用器などです。

 

かなり炎症がひどくなった赤ニキビを素人がむやみに治療しようとすると悪化する可能性がありますが、医師によって専門的な治療を施せば改善する可能性もあります。病気はまず何よりも予防が大事ですが、なってしまったものは仕方ありません。その場合は急いで専門医に診てもらいましょう。

 

先生

赤ニキビもクリニックで潰してもらって治療できたりするから、ひどい場合は病院へ行くのがいいね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『予防』が、ニキビケアの最重要事項。
  • 医師によって専門的な治療を施せば改善する可能性もある。