ココロとカラダのメンテナンスをしよう。

ファンデーションやベースメイクでニキビを隠すと悪化する?~クレンジング剤のリスク~

ニキビをファンデーションで隠すと悪化するの?

はい。

皮脂分泌を阻害しないために、ファンデーションなどは避けたほうがよいでしょう。また、『合成界面活性剤』が入った化粧品を使うことも決して推奨されるものではありません。それは『ニキビができていないとき』でもです。

先生

基本的に、合成界面活性剤が入っている化粧品は推奨できないよ!詳しく解説するね!
先生に任せれば大丈夫っす!

ハニワくん

ファンデーションが皮脂の分泌を阻害するとどうなる?

ニキビ

ニキビはメイクで隠そうと思えば隠せます。しかし、その行為は正しいのでしょうか。ニキビを悪化させることにならないのでしょうか。専門家の意見を見てみましょう。

 

『これでわかるニキビの治療とケア~安易に抗菌薬に頼っていませんか?~』(南江堂)にはこうあります。

塗り薬の塗り方ってどうしたらよいんですか?塗り薬だと化粧はだめですか?

 

外用薬(塗り薬)はニキビの部分にだけ少しだけつけるほうがよく、多く付けすぎるとかえって皮脂分泌を阻害する場合があります。サリチル酸などではつけすぎで刺激になる場合もあります。皮脂分泌を阻害しないために化粧水などスキンケアとしての化粧はともかく、ファンデーションなどは避けたほうがよいでしょう。

 

『化粧水などはともかく、ファンデーションは皮脂の分泌を阻害するため、避けた方がいい』と出てきましたね。ではここで、思春期にニキビができる原因と流れを見てみましょう。

 

step

第二次性徴期を迎えて性ホルモンのバランスが大きく乱れる

ニキビ

男性ホルモンの分泌が盛んになる

皮脂腺が増大して皮脂が多く分泌される

洗顔不足によって毛穴に皮脂が詰まるとコメドが形成される

常在菌『アクネ桿菌』が皮脂によって増殖し、コメドが炎症する

ニキビ

『白ニキビ』の段階。

 

なぜ思春期のケースを持ちだすかというと、ニキビができる原因というのは複雑であるからして、一例を出すことしかできないからです。ここではわかりやすく思春期にニキビができる原因と流れを載せました。

 

001.思春期ニキビ 原因(ホルモンバランスの乱れ)

 

おかしいですね。『皮脂の分泌』が阻害されれば、アクネ菌のエサである皮脂が減少し、ニキビはむしろなくなっていくはずではないでしょうか。この本の他のページにも皮脂とニキビの関係性について書いてある記述が多くあります。

皮脂腺の活動とニキビ

 

ニキビ患者さんは通常脂漏状態であり、ニキビの増加に伴って皮膚や頭皮の皮脂の増加をみる場合が多い。皮膚産生の増加とニキビの重症度とに相関関係があることは、ニキビの病態生理からみても容易に考えられる。

 

つまり、皮脂が多く分泌されるほどニキビになりやすいと言っているわけです。 それなのに、『化粧水などはともかく、ファンデーションは皮脂の分泌を阻害するため、避けた方がいい』というのはどういうことでしょうか。皮脂が分泌されなくなるなら、ニキビはできなくなるのではないでしょうか。

 

もう少し調べてみましょう。『ニキビのことならまかせなさい』(光文社)にはこうあります。

間違いだらけのローション選び

 

(省略)通常、私たちの健康な肌は、毛穴から分泌される皮脂や汗、それに角質などの表皮の一部が混ざり合った、いわば『天然のクリーム』に包まれて、しっとりとしています。

 

(中略)洗顔後や寝る前に、これらの乳液やクリーム類をたっぷりぬると、たしかに一時的に肌はしっとりするでしょう。しかし、それは化粧品の力を借りているからのことで、肌そのものにしっとり感が出たわけではないのです。私たちの肌は、いつも外からクリーム類を与えられていると、だんだん自分の力で天然クリームを分泌しなくなるという性質があります。

 

(中略)分泌力の弱まった肌には、シワやシミ、肌のくすみなどが、ほかの人より早くやってきます。ですから、肌に過保護は禁物なのです。とりわけ、ニキビ肌の人は、皮脂の分泌が普通より高いのですから、基本的に、基礎化粧品は洗顔後のローションだけで十分です。そのほかは、部分的に乾燥していたり、季節によって肌が乾燥したときに、乳液を付ける程度。間違っても油分の多いコールドクリームはつけないこと毛穴を詰まらせて、ニキビを悪化させてしまいます。

 

だんだん見えてきましたね。つまりこういうことです。

 

step

化粧品を使う

ニキビ

ファンデーション、乳液、クリーム類。

皮膚がその保護力に頼りだし、皮脂という天然クリームを分泌しなくなる

分泌力の弱まった肌が肌トラブルを招くようになる

ニキビ

ニキビも悪化させる

 

ということなんですね。つまり、『皮脂の分泌を阻害する』というのは、更に厳密に言うと『皮脂という天然クリームを分泌しなくなる』ということ。それによって肌のバリア機能は弱まり、様々な肌トラブルを招くようになるということなのです。

 

『ニキビのことならまかせなさい』(光文社)にはこうあります。

ニキビを隠そうとして、つい油性のファンデーションを濃く塗り、厚化粧にしてしまいがちです。すると、この油性のファンデーションが毛穴を塞ぎ、正常な皮膚呼吸や皮脂の分泌の邪魔をして、ニキビを悪化させてしまいます。そうすると、また化粧が濃くなる…という悪循環になります。

 

油性のファンデーションで厚化粧をすると更によくないということですね。

 

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ニキビが出来る

油性のファンデーションで厚化粧をして誤魔化す

毛穴が塞がれ、正常な皮膚呼吸や皮脂の分泌が邪魔され、ニキビを悪化させる

また厚化粧をする(悪循環)

 

ニキビ

したがって、基本的にニキビが出来たらファンデーションを使って誤魔化すということはやめるべきだということがわかります。

 

先生

とにかく、ニキビの上にファンデーションを塗るのはやめた方がいいということだね!
ふむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ファンデーションは、体が皮脂という天然クリームを分泌しなくなるため避けた方がいい。
  • また、毛穴が塞がれ、正常な皮膚呼吸や皮脂の分泌が邪魔され、ニキビを悪化させる。

ニキビ対策としての化粧のポイント

では一体どうすればいいでしょうか。この著者の場合、ニキビができる段階を1~5までの段階をつけていて、その段階によって対策があると言っています。その段階は下記のとおりですね。

 

  • 0.ニキビ準備中
  • 1.ニキビの誕生
  • 2.白・黒ニキビ
  • 3.赤ニキビ
  • 4.ニキビ痕

 

それらの状況になった場合の更なる具体的な対処法は、下記の記事にそれぞれまとめました。併せてご確認ください。

 

030.白ニキビ 原因
029.黒ニキビ 原因
015.赤ニキビ 原因
031.ニキビ 茶色 シミ
002.ニキビ痕 消えない
047.ニキビ クレーター

 

それでは本にある内容のポイントをまとめてみましょう。

 

0.ニキビ準備中の場合

  • 肌に負担をかけないよう、素顔での外出をできるだけ心がける
  • どうしてもする場合は油性のファンデーションを避ける
  • クレンジングでよく洗ってもそのクレンジング料自体が毛穴を詰まらせる
  • 水溶性のローションタイプのファンデーションと粉おしろいを使う
  • それらに加え、口紅、アイライン、マスカラ、アイシャドーなどのポイントメイクをする

 

1~3(誕生から赤ニキビ)の場合

  • ポイントメイクが理想というのは0と一緒
  • ファンデーションの使用は原則厳禁
  • どうしてもフルメイクが必要な場合はファンデーションを塗る前に肌色のテープを貼る

 

4.ニキビ痕の場合

  • 水溶性のローションタイプのファンデーションと粉おしろいを使う

 

これを総合的にまとめるとこうなります。

 

ニキビ対策としての化粧のポイント

  • 基本的に素肌を意識する
  • ファンデーションの使用は原則厳禁
  • どうしてもする場合は油性のファンデーションを避け、ポイントメイクをする

 

やはり、素肌が一番肌に優しいということなので、なるべくファンデーションは避け、最低でも油性のファンデーションを避け、ポイントメイクだけに限定するのがいいわけですね。

 

ニキビ

同じく、『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典 (基本の美容シリーズ)』にはこうあります。

油分の少ないファンデーションをチョイス

 

(省略)たとえば油分の含まれているクリームタイプのファンデーションを使うと、ニキビが買悪化することがあります。とくにオイリー肌の人はパウダータイプのファンデーションか、ルースパウダー(粉おしろい)にとどめたほうが無難です。

 

ただ、どうしてもニキビ部分をカバーしたいというのであれば、その部分のみ、コンシーラーを使うのなら問題ありません。そのほか、化粧下地も油分を含んでいてニキビには適さないので、保湿美容液などを塗った上から直接、パウダー類を重ねて塗るのがおすすめです。

 

やはり同じように、

 

  • 油性のファンデーションを避け、ポイントメイクをする
  • パウダータイプのファンデーションか、ルースパウダー(粉おしろい)を使う

 

等のポイントを挙げています。理由はやはり、毛穴が塞がれ、正常な皮膚呼吸や皮脂の分泌が邪魔され、ニキビを悪化させるからですね。

 

先生

コンシーラーならいいんだね!ニキビの上に塗るコンシーラーもあるから、そういうのを使ってもいいしね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 基本的にニキビができた場合は、油性のファンデーションを避け、パウダータイプのファンデーションか、ルースパウダーを使い、ポイントメイクをする。
  • どうしてもニキビ部分をカバーしたいというのであれば、その部分のみ、コンシーラーを使う。

化粧品の合成界面活性剤は美肌にとって最悪?

しかし、そもそも下記の記事に書いたように、これら化粧品を使うと乾燥を招いて、逆にニキビが悪化しやすくなるという考え方があります。

 

018.スキンケア
019.化粧水
020.保湿 クリーム
024.乳液
037.ニキビ メイク
048.ニキビ フェイスパック
123.オイル美容
022.洗顔
064.石鹸 効果

 

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『化粧水や美容液をつける』『顔のパックを当てる』

ニキビ

肌に水分を与えることで一時的に角質層の水分量は増す

角質層は過剰な水分が与えられることで水浸しの状態になり、結果的にはバリア機能を低下させる

皮膚は水分を失って乾燥肌になる

ニキビ

あるいは、皮脂が過剰分泌されニキビの原因となる。

乾燥肌が原因でニキビになる

ニキビ

 

化粧品に含まれる合成界面活性剤というスコップで皮膚に穴を掘り、一時的にその穴に水を溜めれば、水分があるように見えます。しかし、膜を失ったその穴にある水分は、すぐに蒸発して消えます。水溜まりがすぐに蒸発するのと同じです。すると、そこにあるのは『乾燥肌』です。バリア機能を失ったその肌は、抵抗力がなくなっていてニキビや肌荒れのリスクが高くなってしまうわけです。

 

ニキビ

130.活性酸素 肌 関係 影響 予防方法

 

先生

合成界面活性剤が入っていない化粧品を使うことを意識しよう!きっと適当に選んだその商品には、合成界面活性剤が入っているよ!
うーむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 化粧品に含まれる合成界面活性剤は、肌のバリア機能を破壊してニキビ発生リスクを増加させる。

女性は化粧をしたらいけないのか

ではどうすればいいのでしょうか。女性は化粧をしたらいけないのでしょうか。『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』にはこうあります。

肌のきれいを損なわずにメイクを楽しむーその方法は、ただひとつ。お湯や石鹸だけですっきり落ちるメイクアイテムを使うことです。合成成分を使わず、天然原料で作られているナチュラルコスメやミネラルコスメがそれにあたります。

 

お湯や石鹸だけですっきり落ちるメイクアイテムを使う。これであれば、見識高い化粧品評論家が指摘する問題も解決します。当社にある本でも、実にこれだけの本があらゆる化粧品の害悪性を説いていますからね。

 

『10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア』

『バカがつける化粧品―あなたの素肌は、20代で乾燥肌、30代で小ジワ、40・50代でカサカサ・シワシワ (危険警告!Books)』

『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』

シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった! (ノンフィクション単行本)

アトピーは合成洗剤が原因だった! (危険警告Books)

 

しかし、お湯や石鹸だけですっきり落ちるメイクアイテムであれば、ニキビに優しいメイクができるのです。更に本では、『石鹸オフメイク(お湯や石鹸だけですっきり落ちるメイク』のメリットについて、こうまとめています。

 

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朝:石鹸オフメイクをする

夜:石鹸で落とす

肌の潤いを奪わないからスキンケアがシンプルに

肌の調子がいいからメイクが楽ちん

ニキビ

 

肌が本来持つ『天然の保護クリーム』をいかんなく発揮し、バリア機能を損なわないよう力を維持して、メイクも楽しむ。そのためには、この『石鹸オフメイク』は、有効な手段の一つだと言えるでしょう。

 

先生

合成界面活性剤が入っていなければいいわけだからね!それが入っていると防腐剤なんかの有害物質も肌に入り込みやすくなるから!
うーむ!

ハニワくん

この章のまとめ
この章のまとめ

  • お湯や石鹸だけですっきり落ちるメイクアイテムを使えば、ニキビ対策になる。

『石鹸オフメイク用の化粧品』とは

それでは、本で紹介している『石鹸オフメイク用の化粧品』を紹介しましょう。商品のすべてを用意することはできませんでしたが、ほとんど載せることができました。

 

パウダーファンデーション

 

リキッドファンデーション

 

ルースファンデーション

 

コンシーラー

 

たしかにこれらの商品であれば、合成界面活性剤等の有害物質が入っているかどうかを調べるサイト『美肌マニア』で調べても、ほぼ合成界面活性剤や防腐剤といった『肌にとっての有害物質』が含まれていないものが多いですね。

 

https://bihada-mania.jp/

 

先生

石鹸で落とせる肌に優しい化粧品を開発している人はいるよ!この問題を見て見ぬふりをしなかったということだね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『石鹸オフメイク用の化粧品』を確認する。

その他の選択肢

また、下記の記事に書いたように、ニキビパッチを貼ってその上に化粧をするという手もありますね。

 

023.ニキビパッチ 予防 効果 使い方は

 

 

動画で紹介されているのは以下の商品ですね。

 

 

ポイントは、ニキビにピンポイントで塗るということです。それであれば上からファンデーションを塗ってもシートタイプよりも目立たないということですね。

 

また、youtuberの『もえりんちゃんねる』さんが出している動画『ニキビだらけの肌をスキンケア・メイクで徹底的に治す、隠す!!!』のスキンケアはどうでしょうか。ちょっと見てみましょう。

 

 

そこで紹介されている商品は以下の通りです。

 

 

韓国のアイテムは検索できませんが、その他の商品は合成界面活性剤が入っていますね。それで言うと、先ほどの石鹸オフメイクのアイテムを使った方が肌には優しいということになります。

 

特にこの『bglenクレイウォッシュをやめたら赤ニキビがまたできた(1:35あたり)』というコメントがありますが、これはもしかしたら、合成界面活性剤のせいで乾燥し、ニキビができやすい体質になってしまった可能性もあります。

 

合成界面活性剤入りの化粧品を使うと、一時的な保湿の目的は達成できても、バリア機能という膜を失っているためすぐに蒸発して、乾燥します。その原理が働いてそうなったということも考えられますよね。

 

確かに人によっては合成界面活性剤入りの化粧品を使っても何も起きない場合があります。それは、ニキビが全くできない人と、できる人がいるように、体質がそれぞれで違うからですね。しかし専門家は知っています。合成界面活性剤が肌にどういう影響を与えるかということを。もし自分がニキビが出来やすい体質にあり、

 

どうも化粧と何か関係があるかもしれない

 

と、違和感を抱く場合は、この合成界面活性剤について一度考えてみるといいかもしれません。『保湿とUVケアだけが美肌を作る』にはこうあります。

『使い勝手がいい』=『肌にいい』ではありません。むしろ使いやすい、使い心地がいいものは、そう思わせるために成分が操作されていることもある。このことをわすれないでください。

 

この決定的な事実を忘れないようにしましょう。

 

先生

とにかくニキビを悪化させないようにむやみにいじらないこと、また『肌にいい』商品を使うことが大事だね!
なるへそ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ニキビパッチを貼ってその上に化粧をするという手もある。
  • 『使い勝手がいい』=『肌にいい』ではない。